他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

飴でできた林檎

ゆーっくり、ほーんのり、気の抜けた炭酸みたいな緩やかさでぬるめの晴れとなり快方に向かった。台風が来るとか来ないとか聞いているが、今日の洗濯物が乾いただけよしとしよう。藁半紙を空中にほどかしたような、変に質量を感じさせる、確かかさぶたを作る…

文庫本の角に足の親指ぶつけて

未明から景気のいい音が始まって、あれよあれよと言う間に乱れ打ちに変わり、液状にしたところてんを押し出したような豪雨一歩手前の落ち着きない流れが湿度と騒音と暗がりを一度にもたらした。布団に半身以上を突っ込んでいないと忍び込むように寒くて、し…

空砲の空耳

グラム98円特価で出ていた美味しそうな豚バラを買ってきたので、ポーションごとに分けて冷凍庫に入れようと作業していたところ、なんだか肉と脂の地層が思っていたような割合とずいぶん違うんと違うんけ、と思って、一枚フライパンで焼いてみると、赤身の部…

ねずみ閃光炸裂弾

朝4時くらいに、這い寄る寒さとしとどな音で意識が紛れて目が覚めると、バケツを引っ繰り返しながらシャワーで追い討ちをかけているような、勢いばかりとは言え猛烈な勢いの雨がざんばざんば朗々と降っていて、トイレに行って再び布団に潜り込んでもまだ続…

あっち向いて翻意、

1割弱くらいしか残っていない歯磨きチューブみたいな状態で目が覚めて、ほんの数分だけ意識を握りしめたものの、握力がゆるゆると失われて、地に落ちる音を聞かないまま次に覚醒すると家を出なければいけない30分前で、それくらいあればまあご飯食べて水筒…

片ぽんぽんぺいん

目が覚めると賑やかな音が聞こえてきて、透明な銀色に部屋が侵されていたので、また雨が降ってやがるなと思った。7月もそろそろ脂が乗ってきて、額を光らせながら地表をじりじりと焼き付けてきてもいいようなものだが、まだ自己主張の強度が戻ってくること…

出汁ほどき卵

チャーハンから油っ気をぶっこぬいたような精神状態が続いているので、チャーハンのウリであるパラパラという形容さえおこがましく、それぞれの米粒が各々に対しての連関を欠いて一孤の不干渉独立体として散在しているような心地がしてまずい。上の空と言う…

豆電球を代えるためにジャックは木を植えた

人の話を聞く時になると、ある人数以上になると唐突に気をやって全く関係ない隘路脇道に思考が転がり込んではっとすると自分のいる位置を見失っていたりするものだが、ある程度の役割を担った上でその場に座り存在している事を要求されると、お家から出るパ…

果汁は果汁100%だが全体として100%ではない

Chromeの新規タブ背景を変えられる事を偶然発見したので、デスクトップに設定している画像と揃えてみたところ、お気に入りの画像なので大変満足度は高くなったのだが、後ろにシークレットではない普通のウィンドウを敷いている時にデスクトップと間違えて操…

前例はないが前々例はある

ほんの一瞬だけ晴れ間が見えて、やったぜ洗濯物がカピカピに、バリバリに乾かせるチャンスだと心が踊ろうとして、運動不足が祟って足をもつれさせてこける音がした。滅多にないとは言い過ぎだが、二週間ほど疎遠だった屋外で物干しができるチャンスだったか…

pocket of the universe

土曜日、図書館の近くまで行ったので、そういえば前読んだのは1が付いていたから、きっと2かあるいは3まで続編が続くのだろうと思って岩波文庫緑の棚を刊行年が新しい方から遡っていくと、遡るまでもなく一番ケツの方に夜と陽炎、開高健の自伝二巻目があ…

言葉尻を鷲掴みにして揉みしだく

一日の始めに、それとなく軽めに屈んだところ、漫画表現で言うところの背景黒ベタに白の稲妻が走るあれみたいな現象が発生し、半日近く右足を庇いながらえっちらおっちら歩く羽目になった。膝とはそれすなわち、皿と二本の骨柱、とそれに繋がった色々な有機…

ルーズソックスみたいな湯呑

太陽が見えたわけではないが、雨が降らずそれなりの気温だったので、洗濯物を物干し竿にかける事が叶った。家に帰って部屋がカビ臭くない事のなんと嬉しい事か。ただし、今着ているTシャツが生乾きの状態だったので、めちゃくちゃな匂いが漂ってくる。やっと…

見透かされてもお前になら

昨日の夜沸かしたお茶をがぶがぶ飲んでいたせいで、1日もしないうちに2リットルを誇ったはずのお茶がなくなってしまった。夏場はお茶の消費がとんでもなく早いので、1日に一回は薬缶でお茶を生産している。お茶パックの減りにも目を見張るものがあるので、…

剥けた一皮を着回す

PCが手元に帰ってきたはいいものの、「どうして短期間で同じような不具合に見舞われ初期化という工程を経なければいけなかったんですか?」という問いに対する、「う〜ん、あの〜、システム的なアレですかね〜、多分ね〜」というほんわか曖昧輪郭ブラーな返…

それもこれもすべて接触が悪い

昨日に引き続き、メイン機が療養から帰ってこないので消費カロリー抑え目でいきたい。二軒連続で、行列の出来ていないタピオカドリンク店を目撃し、タピオカドリンクを出しているからと言って勝ちと言うわけではないのだなと思った。そもそも、近隣にビッグ…

「二度あることは」と三度言ってみろ

二人三脚で(人ではないが)歩み続けているMacbookProが、修理初期化から一月余りの昨晩に再び突如逝去しましたため、間隙を置かずにやって来た再度のデータ消失、ならびに愛機の不在に著しく心を痛めました。ですので、本日の日記はお休みします。大切なも…

フレンチ・ハラキリ

3月くらいにばっさり髪を切って、そこから約3ヶ月が経過したはずで、前髪がたまに瞼にかかってくるくらいになって、こんなめちゃくちゃ煩わしい現象にどうやって対処していたのかタイムマシンに乗って聞きに行きたいものである。髪が伸びるのがやや早いの…

食欲が食えたものじゃない

金曜日の昼、鉛のような眠気が後頭部をクレーンハンマーのようにぐりぐりしてきたので、これはいかんとタリーズコーヒーの缶に入ったやつをカフェイン摂取のために呷ったところ、予想だにしなかったカフェイン濃度と、強いコーヒーを摂取する機会が無くなっ…

見えないターゲットに着弾させろ

今、私の家で、トイレに関する重大な問題が発現している。端的に言って緊急事態である。家庭の水洗トイレは、他のタイプがどのようなものなのか即座に数え上げる事ができないのだが、タンク式である。トイレで用を足す。便器の中に、器と言うくらいであるか…

味のないガムに噛まれ続ける

図書館で借りた本の返却期限がそろそろだなと思ったのが一昨日、返却期限を確認して一日過ぎている事が分かり図書館に返しに行こうとするも目的を忘れて返しそびれてのこのこ帰ってきたのが昨日、全てを反省し返したのが今日。最初は真面目に読んでいたはず…

大法螺以外にも中小のサイズを取り揃えたい

主食としている玄米がほぼ底をついたので、上から見ると米袋の底が見えてしまうくらいに、送ってもらうよう頼んだ米が到着するまで米の消費量を抑えるムーブに入った。朝ごはんには、業務スーパーのプライベートブランドでよく分からない食パンを充てている…

三輪車でハイウェイを完走する苦難

疲れたので家に帰った夕方に昼寝(?)したら、家中のゴミ箱や水回りで害虫が大量発生したり、なぜか棚に放置している生野菜が腐ってスズメバチみたいなやつが集ったり、家の中がエマージェンシーに陥る夢を見てものすごく嫌な気持ちになった。目が覚めてす…

エビフライのしっぽを集めて揚げたフライ

のっぺりとモノトーンに灰色一色の空を見て、これなら降られずになんとか目的地まで辿り着けるだろうとの目算はもろくも打ち砕かれ、駅への道半ばでシャワーを浴び始める事になったので、降りそうな時には傘を持って出かける事がとても大事だなと何回目にな…

煮え切らない生乾き野郎

事前に「今日は何もしないぜ!」と決心しておいたので、生産的な事は何もしなかった。週明けや週半ばや週末に向けて事前に消化しなければならない事があって、それの皺寄せを明日いっぺんに全部やる事になると分かっていようとも、とにかくぜってえ何もしね…

ぜろてをもちまして

電車の中で、英会話教室の広告がいっぱいあるので、暇だし見ていたら、予習として自分の話したい事を書き出してきてもらいます、という文章があるものがあった。例文をコピペしてんじゃねえ、お前の話したい事をお前の言葉で話すんだよ、分かったな、という…

コンクリート、豆腐、茶碗蒸し

そろそろAdobe CCのサブスクリプションが切れる時期だったような気がする。因果が巡って死ぬほどIllustratorを使う用を仰せつかったので、それを始める前とやっている最中と終わった後に手元にないといけないので、そろそろどうにかしようと動き始めなければ…

仕込まれたので孵るのを待つのみ

蓋を開けたらコバエがぶあああと吹き上がってきたので、もう一度惨劇が起きるかもしれない。コバエがホイホイを見ると容器の中でいっぱい臨終しているのだが、そのいっぱいを4倍したくらいの物量で攻められている。落城したくないのだが、人海戦術のすごい…

スカイ・ハイ・トゥ・リーチ

ゴミ箱に蓋をしたのに、蓋をあけるとコバエがぶわっと立ち上る様子に「二度ある事は三度ある」という悲しい格言を思い出したので、頭の中でうぞうぞと蛆が再発して這い回る前にコバエがホイホイを買ってきてゴミ箱の蓋真上に設置した。前回の悲劇が発生した…

一面を分解して複面にすると深みが出る

余裕のあるいい時間に起きたな、よっしゃもうちょっと寝よ! と考えたので、結局余裕のないそれなりの時間に再び目覚める事になった。実りのある活動をしているかと考えると、それはまあどうだったかな〜というところなので、無為ではなかったが中身もないの…