他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

実物の方がグロテスク

0時に就寝した。6時くらいまで寝られず寝返りをうちまくっていて、9時まで3割くらいの睡眠をしていた。

寝るなら寝る、寝ないなら寝ないではっきりしてほしいのだが、グレーな境界で意識がなくならなかった。おかげで恐ろしく調子が悪かったのだが、どうにか本日のきつい予定を乗り越えた。思ったよりはきつくなかったが、負担は負担である。

借金が1円だけあっても、何となく居心地が悪いでしょう?

 

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ちなみに、昨日また短編を書きました。何も考えずに書いていたらラブコメになりました。

小説(めぞうなぎ) - カクヨム

日記を更新した後に、新しい短編をまた一つ更新する予定です。

 

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一月ぶりくらいに街の賑やかな方に足を運ぶことになって、ショーウィンドウがクリスマスカラー一色にベタ塗りされていた。私は緑色が好きだから別にいいのだが、チキンを食べるでもなくプレゼントをもらうでもなく、同じように日々を過ごす中の一日に過ぎない。

サンタの人手が足りないなら手伝いでバイトしてもいい。

 

んで、近所のカフェが、軒先にモミの木を置いていた。

ネットがかかっていたので、害虫でもついているのかと思ったのだが、何のことはない普通の売り物だった。大の成人男性が一抱えできるくらいで、8000円くらいだったかな? 安いのか高いのか適正価格なのかは、クリスマスツリー相場に明るくないので断言できないが、実家にある化学物質100%の葉に比べて随分とくすんだ感じがした。

おもちゃのツリーがビリジアンだとしたら、本物の樅の緑は、タバコの灰が落ちたような色である。色気のかけらもなかったが、木、樹という感じは強かった。

朝起きたら、プレゼントよりも合戦で打ち取られた生首がかかっていそうな無骨さというのかな。

あと、よく燃えそうだった。

 

用事からの帰り道。絶不調で、そのうえお腹まで痛くなってきたので足早に家へ向かっていたのだが、家のすぐ近くにしばしば待たされる交差点がある。

何ともなしに車の流れをぼーっと歩きながら眺めていると、こんなくっそ寒いご時世にオープンカーを乗り回している一行が滑り込んできた。

寒そうだなー、と思ったのだが、ふと後部座席でこんもりと立ち上がる異物に気がついた。巨大なミイラでも乗せているのか。趣味が悪い。

視力が絶望的に悪く、おまけに夜闇に邪魔されて、立ち止まって目を凝らすことになった。

ボリュームのある白い物体は、ネット(というか網?)のかかったモミの木だった。一日に2本も原木を見てしまった。

乗用車にモミの木が積載されているところを初めて目の当たりにしたため、しばらくスタン状態になった。ドライバーと乗り合わせの愉快な仲間たちは、そんな私を見て笑っていた。

もしかすると、彼らは現代のサンタだったのかもしれない。

ネットがかかっていたのは、刻み海苔みたいな葉っぱがパラパラ落ちるからだろうな、と今更気がついた。