病理キャベツ
って言いたい。言いたかったので言った。もう今日の日記はこれでいいくらい言いたかった。病理キャベツ病理キャベツ病理キャベツ。変になまっちろくて、変に黄色いところとかあって、変にしおしおしている。
自分の外見が不健康に見えることをいかにして表現しようかと考えていたら思いついた言葉だった。病理キャベツ。字面が気持ち悪い。病理っていう並びがぞわぞわするし、キャベツが特に好きというわけでもない。あったら食べるくらい。
病理キャベツ。
部屋の湿気がもの凄い。どこを触っても湿気でぺたぺたしている。
理由は二つ。
いち。天気が悪い。どんよりとした、使い込んだ雑巾の裏側みたいな曇り空に、間断的に降る雨。乾かないまま、水気だけがアスファルトの上で寝っ転がっている。
に。洗濯した。洗濯物を屋内に干した。恐ろしいほど結露する。部屋の空気が水のにおいがする。窓を開けて換気し大気を一新しようにも、肝心の大気が代謝をサボっているため、生ぬるい湿気た空気と入れ替わりに入ってくるのは冷たい湿気た空気。めちゃくちゃ気持ち悪い。服がべとべと肌に張り付くかのようだ。
餅の買いだめとかしてなくてよかった。こんな天候だったら、まず間違いなく直ちにすみやかに間を置くことなくカビが生えて万歳三唱していたに違いない。すでに私がかびそうだけれど。紙が波打ってるよ~。絶対保存に悪いよこのコンディション。もっと優しくしてあげて。太陽が出ればすべて解決。太陽見たいな~。
三が日はつつがなく、というよりは何もなく終わった。何かある方が珍しいのではないだろうか。まあ、祝日がいい感じに合わさってくれた土日が5連休になったとか、そういう事象に時節で多少の味付けをしたようなのが年末年始だ。気がついても気が付かなくても、やることをやっている人はやっているし、やっていない人はやっていないし。
元日の売り場にいるおばあちゃんを見ると、もう伴侶に先立たれてしまって、子供夫婦も帰ってこないし、どうせならということでパートに入っているのだろうか、なんて思いを馳せてしまうが、実際のところどうなのだろう。フリーターにとっては年末年始は有り難い時期なのかな。お祭りムードに浮かれて、面倒くさいお客さんも些細な事なら流してくれそうだけど。でも、気を抜いたらすぐに成人の日が来るんだっけ? 成人の日は面倒な奴が湧くわ湧くわで大変だろうな。大人になった瞬間に幼児返りするのって不思議だよな~。私は成人の日、ただ何かのせいで休みだと思ってエロゲをやっていたような気がする。
病理キャベツ。