他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ヨーグルト地獄巡り

人として最低限の活動でやり過ごしている。眠い。だるい。集中力がない。

焦点がほどけて飛んでいったしまったみたいに。

なんか、人としてごめんなさい。

どうでもいいや、としか思えないので、さっき母から来た安否確認のメールもちょっと脇に置いときます。

エネルギーがない。

 

一日の出来事の話。

目玉は1時間のうちに怒涛のようにやってきた。

まず、道を歩きながら、前を歩いている男性が吸っていためちゃくちゃに強いタバコの副流煙を吸って、「酒も女もクスリもやってないのに、俺の人生が楽しくないのは不公平だ」といきなりキレた。無論心の中だけで、ひっそりと一人で憤ったわけだが、平常の感情の起伏が死者の心電図と変わらない私が、珍しく胸がカッと熱くなるのを感じた。酒も女も(時勢的には男を入れておいた方がいいんですか?)クスリもやっていないのに、なんなんだ。やっていない分、その分の補填をくれよ。くれよ。神に胸ぐらがあるのなら、逆上して掴みかかりかねないくらい怒った。今もイライラしている。決して論理的ではないのは分かっているが、それでも、是が非でも腑に落ちない事というのは一つくらいあるのだ。

次。スーパーに行ったら、1個80円ちょっとのヨーグルトを12個買ったら400円弱という相当利益がどうなっているのか分からないセールに出くわした。12個買った。レジスター通すのが面倒だったが、多少のお得感のためである。プラスチックの縁で手を切りそうになりながら身を切った。ひとつ食べてみたが、すごい美味しい。いい買い物をした。

最後。また寸金詐欺に遭った。またかよ。正確には遭わずに済んだ。舞台は前回ウン千円盗られた公園の近く。何なのあの公園。あんまりいい思い出ないんだけど。通るのやめようかな。信号を待っていたら、「今日○○から着いたんだけど、バスも逃しちゃってカードも持ってなくて、電車に乗れなくて困ってるんだ。ちょっとでいいから貸してくんない?」(大意)と話しかけられた。私が、根は優しい陰キャである事を知っているのだろうか。しかし、今俺の目の前には、まさにかつて詐欺られた現場が見えている。相手は携帯を取り出す。「私の電話番号も教えるから、ね、ちょっとでいいんだよ」(実際700円くらいだった)と追撃をかける。彼の端末を目にして、舌打ちしそうになった。なんでコイツ上手い事GPSが付いてないガラケーから半歩進んだような携帯を出してくるのだ。グーグルで調べて、と投げやるものの、案の定無理無理無理無理と返される。めんどくせえ。小さい金額くらいポンと出せや甲斐性なしのカスチンポ、と言われているような気になるのも不可解だ。これでダメなら走って逃げようと思い、かつての現場を指差して、「そこで寸金詐欺に遭ったことがあるから、ちょっと信用できないんですよね……」と言ってみた。すると、「あーめんどくせー」と思っていた私から、いつの間にか男は離れて行っていた。朧な記憶を探ると、「駅の近くで聞いてみるよ」というような事を言っていたんだったはずだ。なんなんだ。

 

チューニングがずれている。

なんでノイズしか届かないのだ。

俺のせい。

では。