他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

世界の海藻から、青を込めて。

おはようございます。

買い出しに行って、さくらんぼジュースを買ってきたんですが、相当変な味がします。今度から、さくらんぼ果汁を味わいたくなったら山形県に行くよ。

 

図書館に本を返しに行った。今回の物はちゃんと読み終わったし、読み終えた。自分を追い詰めるために、1週間しか借りられないものを借りてきたのだ。まあまあ役に立つものだった。そもそもその分野の超絶権威が書いているのだから、当たり前といえば当たり前なのだが。吸収できなかった分は、俺が悪い。で、図書館に向かう途中、この間まで禿げた寂しい木だった樹木が、緑を湛えていた。俺が気付かなかっただけなのかもしれないが、新緑が吹き荒れていた。そろそろ外套が要らなくなる季節なのだろう。その緑色を見て、思った。「ワカメとか昆布の一番端っこの緑色みたいだな」と。ワカメも昆布も知っているだろう。まさか知らないとは言わせない。緑色でしこしこしてて、ハゲ対策になるとかならないとか言われている海藻である。あの海藻たちは、真ん中や肉の厚いところこそ深緑であったり、文学的な言い方をすれば青かったりするわけだが、今日私の眼球が知覚した色は、薄くて端っこの方に見える、光のよく通る黄緑であった。来年からは、新春の芽生えを「カイソウ・グリーン」として愛でていきたい。地上の春なのに、海底の春、って感じになりそうだけど。

 

買い物帰りに通るある家で、見慣れた光景がある。その家の2階、路地に面した部屋の窓から、身を乗り出して男女がタバコを吸っているのである。その窓が引き戸ではなくて、ハリーポッターの9と3/4線列車のような上に持ち上げるタイプの窓なものだから、いつも私は上半身ギロチンみたいで嫌だなあと思っていたのであるが、今日も今日とて、そのウィンドウスモーカーズ2人組に出くわした。いつも楽しそうにキャッキャウフフしているので、下を歩いている私は萎縮しつつ上から唾でも吐きかけられるんじゃないかとハラハラして通り過ぎるのだが、今日という日は異なるアクションが来た。なんと、私の方に向かって、ニッコニコしながら手を振ってきたのだ。いや、私の方に、というのは思い過ごしだろう。きっと、私の後ろに彼らの友人が歩いていて、その人物に愛想を投げているに違いないのだ。きゅっと身を縮こめてやり過ごし、建物の陰すなわちスマイルハンドウェイバーの死角に入って、後ろを振り向いた。あれほど人生楽しそうなやつらのツレは、一体どんな成りなのか。……。誰もいないですけど? ん? もう一度見る。……。やっぱり、どう考えても、人のいない広場があるだけだった。笑顔の、好意の目的語は俺だった。あまりに何度も遭遇するものだから、覚えられていたらしい。それと同時に、正の感情に正の感情を返せない自分が情けなくなった。いい日和ですね、くらい言えてもよかったのに。日陰になった路地を、とぼとぼと帰った。

 

 個人的な大発見。

グランブルーファンタジーのキャラに、グランとジータという2人がいるのは知っていたのだが、それがプレイヤーキャラクターに振り分けられた名前だと気が付いた。そして、ゲームタイトルの頭と尻、「グラン」「タジー」から取られたものであることも発見した。後者が多少いじられているため、しばらく分からなかった。誰からもヒントを求めることなく語根を掘り当てたのは、高2の時突然「アングラってアンダーグラウンドの略なのか」と閃いた折以来である。気持ちよかった。

もう一つは、グラブルは、ジータを着替えさせて遊ぶためのゲームといっても過言ではないのだな、という事実であった。他プレイヤーからサポートを受けるための画面には、ほぼ漏れなくジータがぞろぞろと並んでいる。モンハンの女主人公など、どこかへ吹っ飛ぶレベルであった。可愛いってこんなに強いんだな、と横っ面を張り飛ばされた心地である。どこか奇妙に納得しながら、俺もプレイヤーキャラクターをジータにした。ナイト。身持ち固そうだね、この子。

では。