他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

わ、わた、私はマイナスイオンでぴゅぅ。

図書館に本を返しに行った。読んだといえば読んだし、読んでいないといえば読んでいない。髪の毛くらいにはなったかもしれないが、血肉にはなっていない。図書館に向かう途中の公園で、タンポポに気が付いた。ベンチの下にみっしり密集してぎっしり生えていた。こいつらは生きるべき場所を分かっているなあ、と思った。たとえ雑草が踏まれても立ち上がる存在であっても、踏んでいいことにはならないから。風雨も防げるし、人に踏まれることもないだろうし、日が傾けば日光だって確保できるし、ベンチの木材の隙間から悠々と日光浴が出来る。やつらは賢いタンポポだった。私もあのタンポポどものように上手く立ち回り、上のベンチに座った女児の下着を隙間から垣間見る存在になりたい。側溝に潜り込んで、道行く女性のスカートの中を覗く変態の話を聞いた覚えがあるが、あれは何かの短編小説だっただろうか? 別に下着にフェチズムは感じない。むしろ着ていてほしい。ぶかぶかのパーカー着ててほしい。

 

図書館に本を返した後、数か月ぶりに町の中心の方へ出た。生活圏から余裕ではみ出している。人が多いのであまり行きたくなかったが、そういえば平日だったのでそれほどでもなかった。道中ふらふらと、目に付いた場所へいたずらに寄り道し、住んでいた場所の近くに森みたいなスポットがある事とか、トトロでメイが中・小トトロを追いかける時のような植物トンネルがある事とかを知った。あまりにも何もなく、ただただ緑が悠然と広がっているだけで、理由の分からない笑いが止まらなかった。マイナスイオンのせいで頭がおかしくなっていたのかもしれないな。マイナスって名前に入っているくらいだから、後ろ向きな思考で、根暗そうで、気が合いそうなのだけど。もしかしてあれは同情の笑い、あるいは共感の笑い、友との語らい。違うと思う。人でもないし。鳩とか鴉とか、それか雀とか以外の鳥が枝に止まっていた。ornithologyには全く詳しくないので、何の鳥だったのかはさっぱりだ。カワセミくらいしか分からない。なんだかとっても小さい鳥で、鳥のその小さなサイズ感を感覚に落とし込んで言語化すると、欲情を誘うサイズ感だったなあと思う。よく取って食われないものだ。買い物を済ませるまで、出発から帰宅の間、2時間と少し歩きっぱなし立ちっぱなしだったので疲れた。長らくこれほどまともな運動はしていなかったのではないか。森がとっても緑だったな。森ガールとは、森の中で致す趣味のあるそれを指すのではないかね。いい加減なことを言うのをやめよう。寝る。

では。