他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ゲリラ「食べれる」

後ろがピンチだ。17時くらいから、肛門の少し奥で、「あの、スイマセン、出ても、いいっスか……?」(上目遣い)と言いながら、流動状の何かがグイグイと頭(かしら)を押し出してくる。私は「いいわけないだろ、さっき行ったばかりじゃないか。もうすこし時間を置いて、頭を冷やしてからおいでよ」と諭すのだが、やつは言う事を聞かない。聴く耳を、いやそれどころか口も鼻も所在が定かではないのだけれど、持たないようで、JR山手線ホームのように、間隙なく絶え間なく、一撃一撃は重くないが蓄積するボディーブロウを放ち、窄まりをおとなってくる。コンコン、ではなく、キュッキュッ、と急かす。もういいかい? 一昨日来やがれ。一昨日、大きい方で雪隠には行かれていないでしょう、それはあんまりではありませんか。ええい、クソ。私たちをそのような総称で吐き捨てるのはおやめください! 私たちにだって、色、食べたもの、硬さ……。あなた方人間と同じように、皆が皆違うところを持っているのです。十人十色、十人トグロです。汚いな、そういう話なら後でしてくれ。いけません、もうすぐそこまで来ているのです。遠方より友来たる、之嬉しからずやと肛氏だか門氏だかが言っていたではありませんか、お忘れになったのですか。そんなお尻に名前が寄った偉人はいない、それを言うなら孔子だろう。そうです、あなたは今、私を閉じ込めるがために、肛門に格子をかけ、私をこの湿っぽい暗がりに閉じ込めているのです。糞詰まりです。糞が憤々(ぷんぷん)です。そう鼻息を荒げるな――どこが鼻か知らないけどさ。ふんっ、ふんっ。この鼻つまみ者め。さあ、私をいつまでここに幽閉しておくお積もりですか、私を解放しないと言うのならば、義勇の民が私の為に立ち上がり、トイレットペーパーに反逆の狼煙を刻んで掲げることでしょう――「排便される自由を! 排泄される自由を!」 時代のバキュームカーが私達を澱として汲み取り切るまで、大は声を大にして訴え続けるはずです。
「立ち上がれ、shits同志たち! 今この閂を外し、するりとバナナウンチを3本加えようではないか、その時こそ我々に『開』の字あり、眩いばかりの光はもうすぐそこだ。チリ紙で涙を拭い、悲しみは水に流してしまおう。今私たちがいる水面下から、直に満腔の意気を以て革命の賽を放るのだ……」

 

何が言いたいかと言えば、お腹が痛くないのにずっと切迫してきて何なんだこの野郎という事です。