他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

I say

汗という漢字は、「水」が「干」からびるという構成だ。嘘をつけ。こんなにじっとりしておいて、何が汗か? 水が干乾びるだと? 錯誤もいい加減にしろ。汗という漢字は、生理現象を体内から観察する視点で生まれた文字なのだろうか。それとも、干乾びるではなくて、「水」を「干」すという考え方なのだろうか。一度、体内の水を、体表に浮かび上がらせて干します。確かに一度は乾燥し、なくなってしまうかのように見えるかもしれませんが、水は巡り巡ってあなたの体にまた帰ってくる、それを忘れてはいけません。一期一会の出会いを、一滴一滴を大切に。クレンズウォーターサーバーなら、ムダなくおトクに、美味しいお水をお楽しみいただけます。お申し込みは、0120、お水、お水。電話番号は、0102、お水、お水。皆様からのお電話、心よりお待ちしております。なんか、途中から「あれ、よく分からんCMってこんな事言いそうじゃない?」という発想のもと、ナレーションの台本みたいになった。お水、お水って何番だよ。032かな。「おー」「み」「つー」で。脱線したけれども、水を干すという解釈の方が素敵な気がする。君とは、いっときの間袖を触れ合っただけ、ただそれだけなんだ。別れを惜しむなんて、僕がしていい事じゃない。君がまた旅立つと言うのなら、僕はそれを止めはしない。いつか、また再び、どこかで君と出会えるだろうと知っているから。だから、いってらっしゃい。うるさい、これは汗だ。うるさい。こうやって発汗という現象を眺めてみると、夏ってとてもドラマチックな季節なんじゃないだろうかと思えてくる。毎瞬毎瞬やってくる別れ(発汗)。新たな出会い(水分補給)。とは言え、これを突き詰めると呼気や排便も含まれてくるので、渋い顔をしなければならない瞬間が絶対に来る。呼吸するたびに感涙していたら涙腺が持たない。一日のうちで泣いていない時間はない人間になってしまう。色んな液体でぐちゃぐちゃだ。清濁混じり合った液体の水面下で、新たなドラマが生成され続けている。取り返しがつかなくなってきたので(汗)、各人好きな「汗」との向き合い方を模索していただければ幸いである。ところで、「体液擬人化」ってまだ見た事がないのだが、やってみると面白いのかな。きっと、「涙」が美少女ヒロインですよね。「鼻水」とかは(鼻水って体液なのかな?)ダークサイドっぽい。「唾」は雑魚っぽい。「血」……。血? 熱血キャラ? 興奮して血管切れる系キャラ? うまくまとまると面白そうですな。