他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

チクッとしますよ?

涼しい日だった。雨が降ったり降らなかったり、空が温度を奪う挙動に忙しかったらしく、涼しい日だった。結局、起き抜けに身につけていた肌着一枚だけで過ごしてしまった。夜ももう少し寝付きやすいといいのだが、蚊とか蚊とか蚊とか蚊とかが「boo-boo」うるさいので、そして柔肌に(柔肌の定義ってなんだろう? 私の肌もそれなりに肉の柔らかさ、プニプニ感はあるが)凶刃を突き立てるため、なかなかそうもいかない。蚊に限らず、虫刺されというものは「ハイ今刺されました! ハイ虫刺されの腫れが出てきました! ハイ痒いです!」くらいスピーディーに展開してほしいのだけれど、往往にして「なんか痒くなってきたな……」「あれ、こっちも痒くない?」「あ、腫れてるわ……かゆ……」というのったりした認知を伴うことが多く、痒みが発覚するに従って眠れない曲線が上昇の一途を辿る。理由は不明だが3時4時くらいにふと目が醒めることが続いており、ほんのり明るんだ空をド近視の目で見るか見ないかしながら、寝ようか寝まいかぐるぐる考えながら横たわったり上体を起こしたりすると、いつの間にか再び眠りについており、しかし変な時間に起きてしまった事実に変わりはないので、10時とか11時とか、クソみたいなおはようを迎えることになる。おはようというか、もはやこんにちはの領域だ。クーラーをつけるとこの辺はどうにかなるのかも知れないしどうにもならないのかも知れないが、いかんせん据え付けのクーラー、かの『霧ヶ峰』氏は稼働音がうるさく、それは確かに冷気が排出されているのだなぁという実感をもたらしてくれるにせよ、意識をそちらに引き付け眠りから遠ざけるのもまた事実である。ここで扇風機という選択肢が登場するか否かは、まだ分からない。正直、今の私には扇風機=「下からスカートに風を当ててめくれ上がらせるムフフデバイス」くらいにしか思えないので(ムフフというのはあまり好きなワードではない。ねっとりした感じがあって、鼻の下が伸びていそうで、欲求がべたついている)、それがどうという事ではないが、家電量販店から手ずから持って帰るのも面倒だなあと億劫に思い気が進まない。多分、普段スーパーから買って帰る食料品日用品の方が重いのだが、生きるために絶対的必要の名の下に駆り立てるものではないというのが違いなのかも知れない。違うと思う。実家から追加で来たダンボール9箱のせいで、片付いたかに思えた部屋が再びパンッパンになってしまった。早くどうにかしないとな、と思いながらも、まあいいや、が優勢のままだ。