他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

暦の上の赤い丸

特に記憶がない一日である。帰省の最中だが、母に「残りはこんなスケジュールでどうや」と提案され、一向に付す間も無く「まあええんちゃうんか」と答えた。答えたので、大体の過ごし方スケジュールが決まってしまった。何事にも大した予定を設けずに惰性でだらだら過ごし、しかし締切だけは絶対に破らないようなスタンスを取っている私としては、前もってする事が策定されている状態というのはかなり居心地が悪い。だらだらというか、現状を形容する言葉を「虚脱」しか持たないため、この空っぽな状態で、実は結構深刻な締切に対してほとんど有効なアクションを依然として起こしていないのだけれど、まあどうせ最後数日でどうにか帳尻を合わせるのではないかと思いたくて思ってしまっているので、きっとどうにかするのであろう。どうにかしてほしい。この件に関しては、私が人生で首を突っ込んだ案件にしては珍しく深刻な余波が及びうるポテンシャルを秘めている。ヘラヘラ笑って済む問題では、残念ながらないのだ。それにしてもまだ揃っていないものがあったりなかったりするので、なかなか腰を浮かそうという気分にならないのもまた事実だったりする。事実は強い。私の好きな言葉の一つに「既成事実」がある。よく「既成事実欲しいな〜」と独り言を呟いているのだが、これにはさしたる理由はない。「なんとなくエロいから」である。なんとなくとはぼかしたが、比較的生々しい行為の結果まで妄想した末になんとなくエロいと思っているので、意図的に残した余白については思慮を及ぼしていただきたい。いいな〜。既成事実欲しいな〜。俺の与り知らないところで勝手に既成事実が形成されていて、取り返しがつかなくなったところで明かされたいな〜。既成事実欲しいな〜。それくらい暴力的な現実に、「さあ行け」と背中を押し倒されたい。もう逃げられないから、もう逃がさないから、もう逃げないから。ふふふふふふふふふふふ。今年のクリスマスプレゼントには、既成事実をお願いしてみようと思います。さすがのサンタクロース様であらせられても、子供には既成事実を配ってはいないでしょう。子供に配り切れなかった、袋の中に残った夢の絞り滓。どうか私に恵んではくれませんか。既成事実。壁にだらりと垂れた大きな靴下って、よく考えたら、ほら、使用済みのコンドームみたいではありませんか? その中に、障壁を超えて至った結果の結実を、入れといてくれてもいいじゃないですか?