他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

スヌーピーが洟をかむとき

鼻炎っぽいのが治らないが、涼しいところにいるので気にならない。嘘だ。部屋の匂いさえ分からない程度の鼻詰まりに軽く苦しめられていて、なかなかティッシュを手放す事ができない。ティッシュで鼻をかむ時の音は、大抵「チーン」であるが、チーン以外の音も鳴っている。ずばばばば、とか、えっと、上手く音を転写できないので困っているのだが、鼻が詰まっている感覚がある割には鼻水が出て来ず鈍く空気が通り過ぎていくような音、アレとか。鼻のかみ方、それに伴う音をオノマトペかつ漫画文字に仕立てた百科みたいなものがあれば、是非とも一度手に取ってみたいと思う。『目で見て分かる! 鼻のかみ方全集』とか。シリーズの他の本には、『目で見て分かる! お尻の拭き方全集』みたいなものがあってもいい。可愛い女の子が鼻をかんでいるのを見て興奮するフェティズムを抱える人は、世界が広いのできっといて、そういう人のためにも出版する意味は小さくないだろう。今あなたが「鼻をかむ」という行為に何ら感情を覚えなかったとしても、いつか女の子が鼻をかんでいるのを目にする機会があれば、じっくりとしっかりと網膜に移して観察してみるとよろしい。どことなく、胸の内側で「あれっ、もしかしてこの光景ってとってもアレなんじゃないのっ?」という感覚が沸き起こってくるはずである。上手くティッシュで拭い切れずに、鼻頭からティッシュにかけて透明な橋がかかっている時は言いようのない何かがぐつぐつとする。居眠りから目覚めてぽーっとしている状態の口からノートへ、よだれの蜘蛛の糸が降りているのもいい光景である。長々とよく分からない話をしてしまった。一日のうちで、一番食欲があるのは朝ごはんである。目覚めて、一日を生き抜くためのパゥワーを欲して、いっぱい食べる。いっぱい食べるかどうかは状況によるけれど。グラノーラしかなければ、グラノーラに牛乳をぶっかけて食べるが、パンと卵とベーコンがあれば、焼いてソースをぶっかけてそれなりに食べる。朝ごはんを食べ終えてしまうと、これからやらなければならない事、やらなければならなさそうな事、やりたくない事に意識が向いてしまって、それが眠りにつくまで続き、優先的にご飯を食べようという気は起こらない。たまにそういう日があるが、朝ごはんを食べたっきり、固形物を口にしない日があっても、特に支障はないものだ。一日3食は多いんじゃないかと思うようになり、朝夕の2食でいいじゃないかとなると身体は意外と追いついてくる。こんな事をしているから、肉がつかずに死相の浮いた顔になるのかもしれないが。多いよりは少ない方が楽だが、少なすぎるのも考えものなのか。