他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

クジラの丸裸

ミートソーススパゲッチーを食べた。美味しかった。スパゲッティーではなく「スパゲッチー」と打鍵したが、予測変換候補で出てきたので、私が今まで知らなかっただけで、世界には「スパゲッチー」と書く人もいるのだろう。私はスパゲッティーでいきたいと思う。まあ、スパゲッティーなのかスパゲッティなのかでまた論争があるかと思うが、その異論は今はちゅるりと飲み込んで、溜飲を下げていただきたい。溜飲が上がったかどうかは知らないが。溜飲って上がるの? 「飲み下す」とは言うけれど、「飲み上す」とは言わないものな。多分上がらないんだと思うが、言葉の柔軟性に幻想を抱いてそのままにしておく。目くじらだって、立ったり座ったり走ったりするはずなのである。目くじらを立てる、目くじらを座らせる、目くじらが走る。走る? 目くじらの潮は、泣く事の比喩だったりするのかな。目くじら目くじら書いていると、目鯨さんという人がいる気がしてくる。目鯨さんが立ったり、座ったり、走ったり。時に泣いたり笑ったり。溜飲と仲良くしてほしい。どうでもいい話で脱線してしまった。元々大して舗装された道を走ってはいなかったけれども。獣道を歩くのは好きだ。足場が悪くて体重を移してえっちらおっちら歩いていく行為が、楽しくはある。疲れるのでそうしょっちゅうやりたい事ではない。副線から副線にまた足を踏み変える。あるスポーツショップの傍を通りかかったのだけど、ショーウィンドウにいくつかのスポーツチームの写真が飾ってあった。推察するに、その店でアイテムを買ってお世話になったチームがお礼とか宣伝とか色々を込めて飾ってもらっているのだろう。みんながいっぱいいて、多いな〜と思っていたのだが、それらのうちの2枚だけが完全に異常、あるいは浮いていた。何かの競技の男子チーム、そして女子チームの写真だった(はず)。そこに写っているのは、なぜか全裸の選手たちだった。男子はもとい、女子も。成年はしていたはずなので、男性女性と書くべきか。ともかく、なぜか、被写体全てが裸だった。「?????」マフラーなどで局部を隠してはいるが(当たり前か?)、なぜかすっぽんぽんだった。女性の方は手ブラである。集合写真だからか、全員がニッコリ笑顔だし。その爽やかな表情と、全く逆の方向を指すAVの撮影みたいな状況とで、ウィンドウの一角がねじれていた。私が物事を知らないだけで、世の中には、集合写真を撮影する折には服を脱がなければならないエチケットを有するスポーティなスポーツが存在するのだろうか。未だに幻だったのではないかと疑っている。