他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

黄味がかった茶

突発的にイライラしたので、びんちょうまぐろをマヨネーズと醤油でてろてろに炒めた。マヨネーズの脂分が加熱されてどこに行ったのか分からないが、フライパンには最終的にほとんど残らなかったから、玉ねぎとかえのきとかに効率よく吸収されて、胃袋の中に収まったものと見える。一日でレーズントーストを4枚も食べてしまった。パスコのものだったと思うが、いくらおつとめ品ワゴンで最期の時を待っていたとはいえ、あまりにパサパサしてもそもそしていたので、これはひょっとして消費期限すら過ぎているのではないかと包装表示を3回くらい見直した。見直したが、正確にこっきり、買って来た当日の20日という数字は変わらず、要するに何かしらの理由で極めてよく乾燥したというだけの事のようだった。トースターにかけると、なおのこと乾燥が進んだ。レーズントーストと言う割に、レーズンの量をケチっている気がした。というよりも、偏りが大きかったと言う方が正確なのかもしれない。パンにレーズン以外のものが入っている例を、咄嗟には思いつかない。バターロールもあるし、ハムバターロールもあるし、でっかいぶどうパンもあるが、黒い小さい粒以外が練りこまれている例を思いつかない。何かあっただろうか。納豆パンとかは、ないのかな。流石に。シュウマイの上のグリーンピースという、妙にしっくりくるモチーフがある。これを引っ繰り返して、「グリーンピースの上のシュウマイ」として置いておいても、一目では気づかないかもしれない。シュウマイとくればグリーンピースグリーンピースとくればシュウマイという反射が刷り込まれている。グリーンピースの上のシュウマイとすると、地球に迫り来るシュウマイ隕石をグリーンピースが単身受け止めにかかっているような、格が違う相手と張り合っているかのようなスケール感が出るため、蟷螂の斧みたいな感じで使っていきたい。蟷螂は、確か、車輪で引き潰されて死ぬんだったか。外から拍子木らしき音が聞こえてくる。「火のぉ〜用心、(カンカン)」というセットではなく、澄んで重たい夜気に響いているだけなのですごく怪しい。よりにもよって夜中に、どこかの誰かがDIYに乗り出したのではないかと疑ってしまうほどに。この地域では、あのひょろひょろして頼りない、ぷぇ〜、ぷぇ〜、という豆腐屋のラッパの音も聞こえてくることがある。あまりにも薄弱過ぎて、聞いていると不安になる音だ。張り合いのないブーブークッションみたいなのだ。