他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

面の皮は厚いが、肉がついてきていない。

「おっしゃ、かぼちゃの煮物作ったろ」と思い立ったので、前の食料買出しでかぼちゃを買ってきてあった。なので、記憶の限りでは1年と4ヵ月ぶりにかぼちゃの煮物を作った。かぼちゃの煮物は、おそらくこの世で一番美味い食べ物である。食材のルーティンが上手く回ると、週に6回くらい作る。かぼちゃの煮物は美味い。皮が厚いせいで極めて火が通りづらいので、一番最初に切って鍋に放り込んでおいた。そこまでやってから、だしの素がない事を思い出した。これを入れないと、なぜか味がさっぱり決まらない。不思議なもんだ。食料棚の奥の方をごそごそしてみると、だしの素の箱が出てきた。なんとなく、うっすら確信はあったので賞味期限を見てみた。2016年9月だった。なかなか過ぎている。超過している。超、超過している。だが、とは言え、ただの粉に賞味期限もクソもあるかい、と思ったので、躊躇なく入れた。見た目が緑やオレンジ色に変色するという事もなく、普通に鰹出汁と塩の茶色だった。厳密に比べてみれば、香りが劣っていたり風味が劣化していたりするのかもしれないけれど、そんなものは醤油や料理酒やみりんといった他の調味料で間違いなく分からなくなる。よって、2年ちょっと「賞味」期限が過ぎていたところで、痛くもかゆくもないのである。箱の中にはまだ10袋くらい残っていたし、まだまだいけるだろう。鍋の蓋を閉めて煮込んでいる間(蓋を閉めた方が火が通りやすい。開けっ放しよりも効率がいいので、「自炊は時間がかかるぅ〜ん」と思っているなら、煮物の時には蓋を閉めれば良い)イカをバラして照焼きダレに漬ける仕込みをした。明日の晩御飯にでもするつもりだ。昨日はさっぱり気がつかなかったが、肝というか内臓というかは、黄色くでろっとした粘体が入っていた。これがコクの元か、と思った。墨袋はまた無傷で取り出せた。イカの軟骨(?)は、いつ見ても剣っぽい。小学校の調理実習で材料にイカを採用したら、まず間違いなく男子はこれをイカブレードとしてふざけるだろう。強度もクソもない、ぺろっぺろの透明な板なのだが。数十枚くらい重ねてボンドで補強すれば、イカブレードとしての体裁は整うかもしれない。そこまでして、イカで争おうとは思わない。メールが40通くらいドカドカ来ているので、まず間違いなく裁かなければならないのだが、添付ファイルがもれなくいっぱいなので、処理がめんどい。かぼちゃは、結局煮込み過ぎて、ほぼすべて煮汁の中に消えていた。残骸をすくい上げると、ゾンビみたいにぼろぼろこぼれ落ちていった。反省。