他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

スカートの中を覗く時向こうもこちらを

今現在、私の体は極限にバキバキである。上半身に関しては、首がわずかな可動範囲を残しているに過ぎず、少し後ろに傾けるか、前に少しだけ戻ってくるかの動きを繰り返している。肩は猫背がある程度後ろに引き締められた程度のまま動かない。腰はめちゃくちゃ痛い。さっきおはようございますのワンマンライブから帰ってきた。とてもよかったと言うに留めておく。言葉を尽くすべき場面と、言葉を簡潔に切り込むべき場面と、それなりに峻別しているつもりである。峻別の「峻」という字が、それなりをゆるしてくれなさそうではあるが、いちいち厳格なマニュアルに従うのが面倒で嫌いなので、ある程度たわみのあるルールブックの中で、迷惑にならない程度に手足を伸ばしているのが一番楽である。身体が痛い……。明日(日曜日)は朝から夕までいきなり労働を入れられた上に、ついさっき「それはもっと早く言っといてくれよ」という要求が来ていた。少なくとも昨日のうちには伝えられた事項だったと思うのだが、まあ、ごねて報酬をぶんどる事に腐心しようと考える前に、いやいやそれはいけませんという出ずっぱりな小市民の良心がにょきっと顔を出す。私に最終処理が任されているタスクも、上流で止まっていて、早く流れてこないと私が痛い目苦しい目辛い目を見るのだけれど、マイペースのマイは残念ながら各個人にとっての一人称であるから、私に引きつけて強要するわけにはいかない。この強要するわけにはいかないと一歩引いてしまう態度が、結局我が身に不利益をリフレクトしているのだろうが、私が痛い目を見て他人が多少楽になるならそれでもいいか……と自傷的な思想が根っこにあるから、とても不健康なスパイラルに片足を突っ込んでいる気がするが、怖いので見なかった事にしておく。こちらが深淵を覗いている時、深淵もまたこちらを覗いているのだという事に気がつかないうちに深淵に落ちてしまえば、視線が内包されて、万事が深淵に有利な形で解決! という決着を迎える事が多いと言おうとしたが、深層の私が何を考えているのかよく分からない。怖い。深淵って実はガラス張りだったり、マジックミラーで「こちらからだけは見えてあちら側からはこちらが見えない」という仕様になっていたりしないのだろうか。そう考えると深淵の命題って結構いやらしい感じになるが、いやらしくなるのはあなたがそう考えるからであって、原因は全てあなたにあるんですよと釘を刺しこまれる事が多い。