他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

偽物の味を識別できるために必要な前提条件として

明治エッセルスーパーカップのチョコクッキーは、チョコクッキーが全くチョコクッキーらしい食感と味がしないので好きである。パサパサした固体が、何かの味がするアイスの中に埋没している製品と表現するのが私の中で正解なのであるが、チョコクッキーはスーパーカップの中でもとりわけキャラ付けがぼんやりしているので好きである。食べ物としての評価は高くないが、全く高くないが、しょうもないものを食べてしまったな……という、石川五右衛門を食通斬鉄剣に置き換えたような気分になりたい時にはちょうどいい。狐につままれたと思って食べている。スーパーカップはおおよそ「まあそんなもんだろう89円だし」みたいな味をしているものがほとんどだが、今日スーパーの冷凍ショーケースを見ると、200円近くするスーパーカップSweetsという高級路線に走ったシリーズが知らない間に発売されていた。せっかく製品名がスーパーカップなのだから、小学生らしく「ハイパーカップ」と名付けてもよかったんじゃないかと第三者的には思うのだが、リッチ感を演出するのにハイパーだとオツムが足りない感じがするとか、なんかそんな感じの企画会議の裏側があったのだろうと勝手に想像しておく。人生の中で、200円位を笑える甲斐性になったら食べてみたいと思う。交差点に差し掛かった時に突然、「コペルをニクスして転回するような人というのは、視力検査であの黒い便座に代わる新しい何かを発想するのだろう」と思いついた。脈絡や文脈は一切ない。ただポンと思いついただけである。視力を計測する時には、「どこが空いていますか?」に端を発する確率4分の1当てずっぽうゲームを避けては通れないのだけれど、あんなもん自己申告だし、高校のクラスには勘と細めた目だけで実際より幾分かましな結果を得ていたものだから、「そんな当てにならないものより、『こっち』の方がいいじゃないですか(ドカン)」とバーターを取り出してくる、こんな人物がクリエイティビティに溢れていて、カリスマ性とかに優れているんだろうな〜、と、ただ思うだけ思った。言いたい事は特にない。カリスマ性というのか、やたら人に好かれるというのか人を周囲に集める才覚のある人を見ると自分が燃えるゴミの日に手垢でテカテカになった末に捨てられたぼろぼろのサワガニのぬいぐるみになったがごとき下限のない気分になるので、あまり見ていて(こちらが)気持ちのいいものではない。ボルボックスは群体だから強いのだろうけれど。