他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

zzzの真意

昼前まで寝ていた。体力が保たなかったからである。7時に目覚ましが鳴り、朝の光が窓から差し込むのをうっすら視認し、「あ〜無理無理、これは無理だわもっと寝ないといけませんね本当に」と生存本能管理司令部からコメントが届いたので、ずるずるする鼻をかみたいなかもうかな呼吸が苦しいなマスク……と色々考えている間にまた眠って、起きようとしたら11時になっていた。体調を崩すのには慣れていないため、実にまったき慣れていないため、普段のように適当に生活するのにもそれなりのまともなエネルギーが必要だったんだなとしたくなかった発見をする事になっている。喉の痛みだとかはこのぐうたら寝(病気(びょうけ)があるのだから堪忍してほしいものだが)によりほぼ完治したが、鼻炎だけはどうしようもなく治癒せず、一日中不断で休む間も無くずるずるずるずるだばだばだばだばしている。目視によると、ボックスティッシュ一箱分の半分以上が今日だけで費やされた。ゴミ箱がパンパンになったので、さきほど中のビニールを取り替えたのだが、横から内容量の割合を計測してみると、半分以上が圧縮されたティッシュだった。第一回に罹患した蓄膿症の症状に極めて近く、「あ〜そうそう、アレの時に鼻をかむとこんな(ピー)なものが排出されるんでした」とあまり気持ちのよくない思い出を喚起される事になっている。蓄膿症は、かかると分かるが、そして多分一生分からない方が精神衛生上幾分か良い事だとは思うけれども、その時にしか出会わないものすごい鼻腔内の産出物を否が応でも目にする事になる。疾病中はひっきりなしに、それはもう本当に糸目をつけず切れ目なしに本流が押し寄せ、頭部頭蓋骨のある空洞で生産された膿とか膿がだーだー襲撃してくるので、ティッシュを一瞬でも手放すとその瞬間にジ・エンドとなる。肌身離さず、ボックスで持ち歩く事を推奨したい。一瞬でなくなるから。また、あの病気の最中は、鼻水や頭痛を止めようと頑張る薬も処方されるのだが、それと同時に渡されるのが「鼻の下に塗る薬」である。「はぁ?」と思うかもしれないが、蓄膿完治まで数え切れないほど鼻をかむ事になり、そして度重なる「ちーん」は、鼻の下に皮膚炎を引き起こすのである。マジである。今もあの時と同じようにヒリヒリしている。人間の身体とはかくも有機的にできているものかと今なら振り返れるが、あの時はどう思っていたのか、ずっと頭がぼーっとして何も考えられていなかったため覚えていない。治れ。