他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

靴を作るにまず靴紐から

食った事ないのだけど、メダカって美味しいのだろうか。一匹二匹(魚類だから数え方は一尾二尾なのかもしれないが)程度だと食いでがないので、ある程度てんぷら粉でまとめて揚げるのがよさそうである。メニュー名がメダカの学校になりそうなのが非情というか捕食被食感がしてとても居心地が悪い。一蓮托生、一天託生だ。でも天ぷらにすると、水分が飛んでカリッカリどころか身が蒸発して衣しか感じないという可能性も残っている。シラスみたいに踊り食いするのがいいのか? そもそもメダカを食べるというその目的自体の如何はどうなのか? 是が非でも是を非にしてでも食べたいという燃え上がる気持ちがあるわけではないから、忘れてしまってもいい話だ。明日帰省するので準備した方がいいのだろうが、めんどい以外の感情がめんどいに押し流されて下水に消えていくので、明日朝起きてからスーツケースを押入れから引っ張り出して荷物を詰めて、それでいいかなと思うが、明日の朝に作業工程が集中するのもそれはまた別の意味でめんどい。一週間と少ししか帰らないとはいえ、その間に手元にないと困るものも少なからずある。というか、身近に要不要問わず私的な堆積物が存在しないと落ち着かないので、どこでもドアを通過していつでもリカバリが効く状態に身を置いておきたい。そういえばあれをやっていないがこれがない、そういえばあれもまだだったがこれがない、そんな事態になってからでは遅いのだ。遅いのだが……。後にぶん回している。督促って嫌な字面だよな。督(とく)が促(そく)してくるのだ。パワハラである。出せるもん出してもらおうかい、ああ? 出せるからと言ってはい出しますと応じると思ったら大間違いだ。頭の中で具体的に掴める残留思念が、箱ティッシュの最後の2枚くらいしか確認できないので、中身のある話ができそうにない。普段から中身のある話をしているわけでもない、適当な端緒をつかんで、それを弄くり回して相手に話題を延長・拡張・敷衍してもらう事には、相当程度普段生活している精神生活的範疇に重大な差異が見られない限りまあまあ長けているつもりである。ものすごく分かりにくい日本語が我が物顔で正座して介錯を待っている部分については、基礎的価値観から異なる人と建設的な会話を交わそうという気が初っ端から起きないからだ。公園のど真ん中にマンションを建設しようとは思わないように、剥き身のカステラをカバンの中に入れないように、初めから動機が奪われている場面状況がある。