他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

全裸の王様に衣類をプロジェクションマッピングする仕立て屋

さすがにカレンダーを盛大に見間違える過ちの後には翌日の予定をなんとなく意識的に整合するもので、今日は用事があったので早く起きた。早く起きたところで神様から三文のおこづかいをもらえるわけでもなく、一日の始めには大体やっている事、それから収集車が来る5分前に思い出してゴミ出しをしてから、もうほぼ無になった。あれがあれ、これがこれ、というのを片付けていったり脇に置いて目を逸らしたりした。つーん。食料の買い出しに行ったら、中村屋の中華まんが再びおつとめ品ワゴンにスローインされていて、今度は肉まん&あんまんという、後者の人気が絶望的に低そうな袋だった。肉まんだけでも十分美味しいので買ったが、きちんとしたものであれば、あんまんも美味しいものなのだろうか。ある程度以上に美味いあんまんの記憶がない。安いあんまんは、あんこが水っぽくてべしゃべしゃしている。6個で410円+税の力を見せてもらいたいものである。それはそうと、袋に「今なら1個増量中!」的な事が書いてあるのだけれど、前買ったものもそうだった。というか、この売り文句を額面通り受け取った場合、もともとの内容量は5個(おそらく肉まん3+あんまん2)なのだろうが、個数の不均衡がなんだか気持ち悪く感じられてしまう。ドラッグストアが一週間のほとんどを「ポイント○倍!」の横断幕を掲げて営業しているのと同じで、「じゃあもうデフォルトをそれにしてしまえばええやんけ」と思ってしまう、あの心理状態に陥る。お前ら結婚しちゃえよ。とは言うものの、やはり「増量」「お得セット」「○倍!」あたりの、普段はできないけど今だから享受できるアドバンテージ、スペシャル感を演出した方が幸福値が高そうなので、しかも嘘っぱちはいい加減にしろよこの野郎と突っかかるものでもなくむしろこちらが恩恵に浴しているわけで、そんなに悪くない方の必要悪なのかもしれないと思いつつもまだ腑に落ちないしこりがあるのを感覚しながら通り過ぎる。今日はとても寒かった。午前中に外に出ると寒かったし、午後に外にいても寒かった。そのくせ雪は降らないのだから不思議なものである。寒いのに太陽はちゃんと照っていると、頭がバグりそうだ。寒いなら雨や雪を伴っていただきたい。帰省していた時に母から美味しいよと聞いていたので、ネギをほっそい小口切りにして胡麻油に浸し、塩を振って混ぜタッパーの中に放置した。ご飯のお供になるらしい。しかし、少なくとも向こう3日は朝ごはんが中華まんなのだよな……。