他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

モナカの構造を典拠に平等を謳う事はできる

チョコモナカジャンボのパッケージにふと目を落とすと、製造所の欄に「森永エンゼルデザート株式会社」と記載されている。頭の中では漠然と「モリナガ」というメーカー名が浮遊乱舞していたのだが、事業形態とか色んな理由で末端まで辿り切ると、この「森永エンゼルデザート株式会社」に辿り着くらしい。新興宗教みたいな名前だな、と思ったし、未だにその印象が拭えない。恐らく、「エンゼル」+「デザート」というスウィーツな組み合わせが、ファニーでポップでストレンジな感じを醸し出しているのだ。さすがに地元にあった「パーフェクトリバティ教団」ほどのクリティカルヒットを叩き出しているわけではないが、エンゼルデザートも相当に怪しさを醸し出していると思うのだ。天使のデザートってなんだよ、とつっかかりたくなったが、そうではなくて「森永エンゼル」の「デザート」部門なのだ。多分。エンゼルの方が罪業深き単語に見えてくるが、やはり宗教的な文脈を思い起こしやすいからだろうか。エンゼルデザートって名前のお笑いコンビがいそうな気もしてきた。気がしてくるものはあったりなかったりして、どちらの程度が高いのか言ってしまいたいが時と場合に寄りかかりすぎて起き上がれなくなったので断言はしないしできない。でっかいテーブルの上に半身を乗り出して布巾掛けをしていたその時、突然に、それはもう突然に、「エロ漫画でたまにある、『ドスン』という突然の挿入は極めて恐ろしい事である」と直感的に理解した。上半身が机側に投げ出されているので身体を満足に動かすことは叶わないし、重力に従って内臓が垂れ下がっているし、何よりかにより、地面にとどまるためにふんじばっている下半身がどうしようもない。この状態で後ろからぶち込まれたら、内臓は揺れるわ抵抗はできないわ、こちらが体勢を崩して机に体重を預けて安定を図ろうものなら、そこを起点に下半身を制動されてしまう。視界が完全に前方のみに局限されているから、音を立てずに忍び寄られたらおしまいである。俺は、ノーパンで勤務するよう指示した上で、仕事中のメイドさんに後ろからいきなり襲いかかってちんちん気持ちよくなるようなご主人様にはなるまいと誓った。そもそも状況設定に設定不可能なパラメータばかりが散見されるのが気になるが、それよりも、あの瞬間になぜか意識に飛来し直観せしめた、無慈悲に内臓を揺らされる恐怖、これを忘れて女性に接してはいけないのではないかと思った。根拠はない。