他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ペットボトルの端で指を切る災難

米を炊き忘れていたので、朝起きたらご飯がなかった。仕方ないので、冷蔵庫の中で静かに賞味期限を超過していた生卵をフライパンに割り、同じく、正確には記憶していないし記載も確認していないが賞味期限が切れていたはずのソーセージを並べて食べた。主食も副菜もない、ただフライドエッグと火の通ったソーセージだけがあった。イギリスのどっかの大学寮に泊まった時も、こんな感じの朝ごはんだった気がする。大体どのメニューを取っても油でてらてらしているのだ。あれを食いつけていると太るだろうなと思うし、実際太って帰って来た人も知っているが、太っていない人もいるので一概には言えない。いつ送ってもらったかさっぱり忘れた米のダンボール箱の中に、到着以後ずっと今日まで放置していたポテトチップスの袋があった。袋の中に何枚もポテチが入っているので、ポテトチップ「ス」と複数形のsがついているのはまあ納得するけれども、しかし単数形で指して「ポテトチップ」という場面は一度もない。今までもなかったしこれからもポテトチップチャンスはないと思うが、ポテチのにょるにょるした脂が苦手なので、どうにも食べる気が起きず放置していたのだった。とはいうものの、買って来た海苔天(海苔の片面だけに天ぷら粉的なものをつけて揚げたもの。カロリーと塩分が身体に喧嘩を売っているおつまみだったが、何も考えず美味しい美味しいと思って食べる分には美味しかった)やいか天(どこにいかがあるのか発見した試しがない)はすでに食了してしまっていたから、変に空いたお腹を満たすには家の中でそれしかなかった。他には、頭を巡らせてみても、わかめを水で戻して食べるくらいしか選択肢がなかった。結構な量の乾燥わかめが残っているので、水で相当な量に戻してもちゃもちゃわかめをむさぼり食べても悪くはなかったと言えなくはないが、醤油とごま油くらいしか適合しそうな調味料がない。豆板醤としらすくらいあれば考えたが、単一の味がするぬめぬめした物体を一心不乱に口に運べるほど剛毅な精神をしているわけではない。固形物で、「あー、なんかモノを食べたな!」と実感できるような食品を欲していたわけだ。そのような食品を欲する事が多いから、するめかいりこか、一粒でしばらくの間が持つような食べ物でも今度買ってこようか。でも、間食をすると身体のリズムが分かりやすく崩れる。人の金で、2時間1800円くらいのクソみたいなバイキングに行って生の質を落としたい。