他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

老婆心婆

それはもうくっそ寝られないので「無理〜〜〜寝れん〜〜〜」とくだ巻きながら寝返り四方八方万物必滅宝剣を振り回して3時くらいまで生き恥を自覚し、夜気の涼しさと掛け布団の化繊が醸す温熱の間に意識が飲み込まれてブラックアウトした後、目が覚めたら11時AM前で、だったら寝られなかった時間行動に回させてくれよ〜〜〜と思った。それなら8時に起きた方が効率的で能率的じゃん? あの虚無の数時間はなんだったのよ。寝ると決めてから身を横たえると、いくら寝られなくても電気をつけて行動を再開するわけにはいかない。そんな事をしてしまったら頭がロックのツーショットバーボンくらいガンギマリしてより一層寝られなくなるのは明らかである。100寝られないのと120寝られなくなるのと、何の違いがあるのかという話だが。酒の例えを出してしまったが、全然酒は飲めないので上記の例えは雰囲気である。意識が飲み込まれる話で思い出したが、文学上で名誉ある死に方の一つに「地面が裂けてそこに飲み込まれる」というものがある。大地に抱かれる? 冥府に誘われる? 的なあれとかそれで、多分名誉を感じる死に方なのであろう。ものすごくモチーフ的な死に方なので、まあそういうもんかと一瞬納得するが、地面に飲み込まれると言っても、普通の密度がある地盤に落とし込まれてからぱっくり開いた地面が閉じたら、カリオストロの城最後の方で時計塔の針に挟まれてぷちっとなったあのおじさんみたいになるんじゃないかという気もするが、だからモチーフの話をしてるんだよバカヤロウというところに話が戻ってきた。死ぬ時に名誉栄誉を感じたいとは思わないが、aeschlosではないといいなあとは思う。生き恥という言葉もあるけれども。生きてるだけで恥なら、死ぬ時にまでさらに恥の上塗りを重ねたくはない。恥のビッグマッククォーターパウンダーみたいになる。せめてマックよりはロッテリアモスバーガーくらいで死にたい。どういう事? それにしても、最近は自分なりの世界の正解を洞察する事が全くと言っていいほどにない。むしろ前よりも本を読む密度は上がってるんだけどな? やはり心が干魃地帯のように地割れしているのか。多少多めに水をかけたところで、数秒間地面の色が変わって終わりか。もっとこう、地下水レベルで改善していかないといかんよね。そこまでどうしようもなく心がバキバキに割れてるんだったら、その割れ目に身を投げて楽になりたいが、どこに迎え入れられるわけでもないからなあ。