他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

お先抹茶小倉

書いてる人は本当に面白いと思って書いているのだろうかと不安になる程味気なくて面白みというか可愛げのない文章で書かれた本を読んでいると心が旱魃になるのでものすごいいい加減に読んでいる。恐ろしいほどにsternな人なのかもしれないが、砂を砂で調味したような一品なので箸が進まない。それとは別にヘロドトスの歴史を読んでいて、固有名詞ばっかり出てくるし地理的な話ばっかり出てくるので頭に1割くらいしか入ってこないし覚えていないのだが、どっかの地域のなんかの民族では、高齢に達した人を縁者が取り囲んで殺しその肉を家畜のものと一緒に煮て食う、それが最上に幸福な死に方だとされているという節を読んで、やっぱり事実は小説を張り飛ばすもんだなと思った。猛スピードで張っ倒している。紙ペラがたちまち破け去るのを感じた。俺もだらだら生きた暁には、家族にシチューにして食ってもらおうかな。一時的とは言え、血肉になって誰かの身体を巡るってなんだか興奮するから。ダレン・シャンでダレンがサムの血を吸い切った時、同時に思い出も取り込んだはずである。俺の肉を食えば、一片くらいは何か価値ある思い出が輸入できるのではないか。そんなメモリィを持ち合わせている自信がないが。この前の雨で踏み潰されていたカエルの死骸を見て、生々しさと生体の大きさにかかわらない内臓の精巧さにげろげろした思い出を継受しても嬉しくないだろう。何もしてねえな。布団と枕についた黄色のシミ、意識して見るたびに死臭を感じる。洗剤で洗っても取れんしな。シーツだけ買い換えるのもめんどいし、そもそもニトリに行くのがめんどくせえ……。風呂桶の排水詰まりが爾来数ヶ月ありえんくらい糞詰まりの便秘ぷりぷりぷーで、シャワーを浴びているともはや足湯と化してすげえ汚いから嫌なのだが、パイプの異物溶かしてやるぜ系液体をどぽどぽ投下しても一向に改善の兆候を見せず、先日とうとう我慢ならなくなって、コンビニ袋に手を入れて仮想手袋とし、人差し指と中指の猥褻コンビで排水溝に指を突っ込んでみると、白と茶色の2色から構成された異物の塊がねちゃあとした感触を返してきて、さてはお前が悪玉かえいえいとひたすら下方に突っ込んで入り口だけは綺麗にしたはいいものの、それで解決するどころか一割くらい貯水効率が上がってしまい俺はどうやって風呂に入ればいいのかまじで分からんくなっている。残っているパイプ綺麗にする系リキッド全部突っ込んでみっか!