他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

薄着の破裂

洗濯したにも関わらず、パジャマがくしゃみをした後みたいな匂いがする。不可解である。風がぶいんぶいんblowingする日に干したので、物干し竿のごく一極に偏り、各洗濯物の間で十分なスペースが確保されなかったため、中途半端に生乾きになってしまったのが敗因だと思われる。なお、同じ日に干したシーツは、溶け切らず流れ切らなかった洗剤が細雪のようにこびりついたままで、私が重度の皮膚病の持ち主だったらばたちまちのうちに炎症を起こして飛び上がるであろう有様だった。ティッシュで軽く擦ってみたが、さっぱり除去できる雰囲気ではなかった。パジャマの方にも少し固まってへばりついたままで、水が特に冷たい日でもなかったのにどうしてだろうか。借りてきた本のひとつ、他のは飽きたのでこれを読み始めたのだが、こいつの文章がとんでもなく肌に合わなくて、読むのが苦痛でしかなかったから明日から読まなくてもいいかもしれない。とんでもなくを「トンデモナク」と書くような、素晴らしくを「スバラシク」と書くような、私の内在するディシプリンとあまりにかけ離れた字面の日本語を操るため、精神的なアレルギー症状みたいなものがずくんずくんと響いてくる。なぜ、どうしてもエロゲを好きになれないのか、理由を自分なりに発掘できたので先輩に質してみたところあの人もそうだったらしいが、それとはまた別に、どうしてもこいつとは仲良くできねえなというオーラ、オーラが文面からぷんぷんする。習字ならば字は人を映す、なんて言うのだろうけれど、私にとっては文は人を映す、であり、その人がエッセイ的なジャンルを選択した時のスタイルで感じる手触りから色々決めてしまう。第一印象であり、第一文章である。そこまで合一でない事もままあるのだろうけれど、自分なりの尺度でありゲージでありテーブルでありスコープなので。自分の物差しを、一本は持っていないといけない。夜の街をぶらぶら彷徨して、以前見つけた唐揚げ弁当の店に行った。その界隈は横道が多く、いつもここを曲がるとあるはず、とターンを切ると2本くらい向こうだったりする。経験則を当てはめるのが、あの地域に関しては苦手だ。綺麗とは言えない店先だった。昼に見てもしょんぼりしていたので、夜に見るとやっているのか不安になるくらいだった。店員の覇気がなかった。受付口となる窓がちっちゃくて、直結する厨房で何がどうなっているのか分からない。ある程度作業プロセスが見えた方が安心する。電子マネーは使えた。楽天カード電子マネー機能付きで発行したのに、一回も使った事がない。衣が薄めで、醤油が強いタイプの唐揚げ。よく考えたら、家に炊いた飯はあったので、唐揚げだけ買えばよかった。モモ肉とかではなさそうな感じだった。