他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

もにょもにょしてぐねぐねした

今日もすげえ寝付きが悪かった。いつも寝付きの事を書いている。飽きもせず倦みもせず。私が日記を書き始めたきっかけは、漫画家うさくんがだいたい毎日更新しているちいさなブログを見るようになったからで、うさくんの自分を大事に、やさしく丁寧に扱う姿勢をリスペクトしているため、毎日何を書いても良いのである。それが、目下の一大関心事である、という事でもある。とりあえず寝られなかった。掛け布団をかぶると暑い、素身で横たわるとなんか微妙に寒い、空調をつけても好転しない。一体どうすればいいのかと思って、ハンガーにかかったまま、一日の部屋干しを経たタオルケットをかぶってみれば、生半可に乾いていて、肌と接地したところから湿気がじわりと皮膚に浸透してきて、それが蒸し暑さを誘発してべたべたして不快なのなんの。こいつは無理だ、期待した俺がバカだったとハンガーに戻すまでそう時間はかからなかった。誰も、何も悪くない。ただ、これが自然の流転する結果なのである。で、いつものごとく、外がほんのり明るくなるくらいに意識が落ちた、ような記憶っぽいものがあるような気がしている。覚えているようないないような、頭の中がぐちゃぐちゃでとろけた生ゴミみたいになっているため、分からない。たまに晴れ間がのぞいて、一瞬だけでも干しちゃろうかと思ったものの、やはりギリギリ可視範囲の小雨がぱらついていて、気持ちよく洗濯物を乾かせる日はしばらく来なさそうである。台所のゴミ箱周辺に湧くコバエ対策のため、ドラッグストアへ出かけた。コバエがホイホイ的な、コバエをどうにかする系グッズの中に、スプレータイプのアース製品があった。ちっこいゼリー容器をいちいち気にするのもめんどうなので、これを買ってみる事にした。ワンプッシュでコバエが死滅するらしいので、お手並み拝見といこうではないか。郵便局で金を卸そうかどうか迷ったがやめて、そのまま本屋に行った。いくつか、欲しい本があった。熊代亨先生の本とか、武田砂鉄の新刊とか。ついでに何冊かふらふら買った。本屋を徘徊して衝動買いしたのは久しぶりである。R18指定じゃない区域に、内容的には明らかにセクシャルな本が並ぶ棚があって、こういうの、どういう扱いするんだろうなと思った。女医が教える本当に気持ちのいいセックスって、今ブックオフでいくらくらいなんだろうね? 武田砂鉄『わかりやすさの罪』を読んだ。めちゃくちゃ分かりにくい。表紙がプレーンにしてあるのに、何かしらの意図を感じる。たぶんずっと同じ事を言っているのだが、そのぐねぐねした道のりが全て違う(そう思った)。ずっと具体例で話をしているので難しくないのだが、なぜだか難しい。面白い本だ。