他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ウミウシスポンジ

部屋が暑くて温度が下がらないせいか、PCの排熱がものすごく、キーボードまであちあちになっている。いくらマックブックのProとはいえ、一世代前で発売年はそこそこ前だし、スタイリッシュなあまりどこから排気すんねんこれと思う構造をしているので当然と言えば当然なのだろう。そこまではいいとして、めちゃくちゃ熱くなるのでそれがパフォーマンスにも影響し、ブラウザがしばらく反応しなかったり、クリックが5秒遅れくらいで反応したりと、ちまちまと地味なところで操作性を阻害してくる。保冷剤やら冷えピタを当ててみても大して変わらないので、夏の間はこんなもんだと割り切っていくしかない。据え置きのPCもWindowsで欲しいのだが、机周りをどう好意的に見ても置く場所がないので困る。一応、机横のラックを整理すればそこに本体は置けるだろうが、モニターとか周辺機器をどうすんだという新たな問題が発生するので悩ましい。これ以上部屋の中に机を増やすわけにもいかない。候補地がないではないが、すると押入れの中がさらにぱんぱんになり、押入れの中に本棚を設けて整理が必要になり、作業量が雪玉式に増えていく。部屋の風景づくりが壊滅的に下手くそだというのもあるのだろうが。最低、本棚さえあればよい。何かを飾る趣味とかもないし。本棚だけは切に必要である。すでに溢れて久しいので。ほんのり晴れたり、だいたい曇りだったり、一瞬びちゃびちゃ雨が降ったりな日だった。しばらく捨て忘れて玄関に根を張ったかに思える燃えるゴミが高度に発酵し、玄関に近づくだけで本能をちくちくと刺す臭気を発するようになった。嫌がらせで生ゴミを被せるのならば、その日や昨日のものなんて生ぬるいものではなく、2週間3週間前のものを被せるのがよい。匂いだけで覿面に精神に響くので。ちょろちょろとアリがうろついているのも確認し、どうやら玄関ドア下部には隙間があるらしい事も分かった。ある日、玄関前に突然中くらいサイズの物置が置かれた。大家さんサイドの突き出し屋根の下にもいくつか物置があったのだが、それでは足りなくなったのだろう。で、その左扉に、ドラえもんどくさいスイッチみたいな謎の機器が取り付けられていた。それが何なのか、正体がさっぱり分からないので、もしかして監視カメラなのではないかと想像して一人で震えていたのだが、この前帰宅して鍵を差し込もうとしたら、背後が突然明るくなった。ルパンがスポットライトを当てられたかのような気持ちで背後を振り向くと、その謎の装置がめちゃくちゃ発光していた。謎の装置は、取付式ライトだったらしい。大家さんやさしいな、と何度目か分からないが思った。