他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

樹形図をそぞろ歩くパンフレット

「攻略」ってどういう構造をしているのかと思う。「略」によって「攻」めるという事だ。つまり、それって、どういう事なのだ? 攻めるのは、何かを進めていくという意味だから理解できる。しかし、略とは一体全体なんなのだろうか。省略簡略前略の略なのか。…

過日

梨を剥いた。どばどば果汁が出た。どばどばは言い過ぎか。ぽたぽた出た。果汁が滴るだけいい事だと思う。鳥取だかに梨狩り農園があって、なかなかに辺鄙なところに位置してはいるのだけれど、広いは広いし梨は美味しいので記憶に残っている。弁当を持ってい…

惣菜コーナーだけ人口密度が高かった。

やるべき事があるのは幸せな事だと言ってもいいと思うが、やらなければならない事をやらなければならない状況が幸せかどうかはまた別の話なのではないかとも思う。だから、トラックが荷物を積まれている状態は幸せと言う事もできるはずだし、しかしその状態…

せんとうにとつにゅうした!

近所の銭湯で入り口の扉が開いていたので、通りすがりに中を覗いてみた。「おんな湯」「おとこ湯」と書いてあった。私は「男湯」「女湯」と漢字で書いてあるごっつい方の表記しか知らないので、ひらがなで可愛らしくプリティに示されているのは記憶の限り初…

金科玉条

ゴマドレッシングを略すと、「ゴング」になる事を発見した。特に意味はない。サラダという食事は、胃袋と物量の戦争をもたらすものではないからだ。むしろ、まず食前にサラダを食べる事によって(字義矛盾しているような気がする)腹を膨らませ、総量として…

ルゥも頭数しか許さない

こくまろカレーは、ブロック1つだと薄い。ちょっとした水止まりだ。なので、2つ入れた。ほとんど溶けた瞬間から、異常な粘り気と加速する焦げが観測できた。1つだと少ない。2つだと、どうやら1人分の分量の水・原材料に対して多すぎるようだ。しかし、…

converter

ドイツの通貨単位「ペニヒ」は、原語で綴るとPfennigになるらしい。ドイツ語はほぼ文字通りに読むので、カタカナでむりくり音写すれば「プフェンニヒ」になる。プフェンニヒ。Pfという冒頭の二文字がとってもドイツ語だが、そこを「もう『ペ』でええやんけ」…

シューリンガン

家賃が安くなった。ちょっぴりではあるが、塵も積もれば山となり雪崩を起こして人命を奪う天災となるのだから馬鹿にはできない。笑えない。一円を笑う者は一円に泣くらしい。私としては百万円の買い物をする時に一円足りないよりも、三百円の買い物をする時…

回転寿司でレールから外される乾いた皿

寒かったからパーカーを着たら午後には暑くなった。季節のつむじ、ヘソが、電動ろくろに乗せて回転させたくらいねじくれている。電動ろくろは、真中心に粘土塊を置かないと整形はおろかまともにいじくる事さえできない。ただ、歪にゆがみろくろ外に吹っ飛ん…

rain fall to you

ダラダラと一日中雨が降っていた。常にわずかな水を流す事で洗浄するタイプの男性用小便器のようである。人が離れるとセンサーで感知してだばーっと流れない方のあれである。本屋だったり百均に行ったりしたかったのだが、雨が降っているという事実はそれだ…

たんたんめんを担々麺と書くか、担担麺と書くか。

今日は、私の頭の中にある事を分かち合いたいと思う。分かち合いたいというか、さっきふと辞書を眺めていたら思いついたので、軽口だと思ってお裾分けしたい。袖にしても構わないし、これも他生の縁だと思ってもらってもいい。通り過ぎる背中に呪詛を並べる…

掬われず、止めず。

傍を歩いていた女子3人組が「パコパコしちゃって〜」と言っていたので、すわいやらしい話をしているのか実にけしからんと思ってついと視線を投げると、パコパコしていたのはミュールの話であった。緩むか何かしたらしい。私の鋭敏な動きを返して欲しかった…

「これにておしまい」と「これにておひらき」って相反してない?

3日連続で、夕方と夜の繋ぎ目に矢玉雨霰のような雨が降っている。比喩じゃなく外から「ズドドドド」という漫画でしか聞かないような音が聞こえる。ガガガガガでも、バリバリバリでもいい。どっちもまた同じく聞こえてくる。これが怖いので、洗濯物を迂闊に…

うっおぇっぱ

野ションや野グソなど、屋外で行われる排泄行為には様々あって、またそれらには付随するフェチがあるのだろうと当然のように推察するが、野ゲロはあるのだろうかと思った。野ゲロ。酔っ払いが潅木にぶち撒ける光景に、彼氏に腹パンされた女性がふと砂場に胃…

類が呼ぶものは

それひとつで味が決まる系アイテムの一つとして、『鍋キューブ』を大変推している。緑色のパッケージのやつは美味しかった覚えがある。発売直後に母が買ってきていて、その実力を知ったのだったはずだ。鍋キューブはうまい。向こう数十年のインスタント煮込…

列成す所以は並んでから

思い立ったが吉日らしく、思い立ってから立ち上がるまでがとても長い身としてはなかなか承諾しかねるところがあるが(吉日に字形が似ているから「古日(こじつ)」という言葉があるかどうか調べたらなかった。ありそうなのに)、今日は実行まで漕ぎつけたの…

痛み分けを喜ぶなら、それはマゾヒスティック。

晩御飯にカレーを作りながら、「同じアパートに住む女の子から『いっぱい作り過ぎちゃったからお裾分けですぅ〜』とおこぼれを頂くイベントが起こんないかな」という妄念が頭の中を駆け巡っていた。残念な事に、現在の住居が一軒家なため、そういう事態はど…

お前は私が倒す

メンタルから「そろそろ外に出ないとやばいぞ」というシグナルを受信したので、夕方も暮れたところで手近な国道をひたすらに辿る散歩に出ていた。賑やかしい方面から遠ざかったつもりではあったのだが、そこは東京、大体どこへ行っても都市部みたいなものな…

ひほふひはい(ひとくちだい)

一口大に切る。料理番組だとよく目にする表現だ。多分、「唇を不自然でない限りに広げた場合の口腔への侵入可能面積に収まる程度の大きさ」要するに「一口で食べられる大きさ」を略して一口大と指しているのであって、「一口よりも大きいサイズ」を意味して…

致死豆腐

直近1週間で、なぜか「蠱毒」という言葉を5回ほど目にした。意図してそういう方面の情報に触れているわけではないので、たまたまである。詳しい意味は調べればささっと出てくるが、なかなか笑えない代物だと思う。笑えないが、競争もまあ実際そんなもんだ…

腹も膨れない

思いついた事をテキトーに打ち込んでおく下書きメールフォルダが、ガラケーの中に存在する。ガラケーだから打ち込んでいるのである。当座の備忘録として機能したり機能していなかったり様々だが、最近打ち込んだ中でダントツに意味が分からないのは「電子モ…

冷やし中華が夏に始まるなら、冷やしフレンチは秋に始まるのか。

夏を物語るアイコン、記号の一つに、「氷」の字が書かれた看板(看板というよりは布切れ?)がある。背景で、海波がざっぱーんしているやつである。どうしてあれだけで「かき氷」を指すのかいまいち分からなかったのだけれど、今日ひとつの閃きを得た。もし…

銀幕の外では気安くない

人と会った。家族以外で、こいつには遺言を残そうと決めている人間(総計三人)のうちの一人である。東京に足を運んで遊び回っているというので、最寄り駅まで迎えに行った。行きたい店があると言うので、夜になるまで時間を潰すのにファミレスでグダグダし…

空駆ける

アストログライドというアイテムを知っているだろうか。端的に言えば、ローションである。その用途がスケベであるかスケべでないかは使う者によるとして、ぬるぬるローション相撲やローション滑り台などで用いられる、あのローションだ。しかし、「ははあロ…

或る乳製品に見る階級闘争の例

存在感として、プリンのカラメルが丁度いいのではないかと思う。あれがあればプリンだし、かと言ってカラメルの部分がなくてもプリンではある。あの部分をやたら好く人もいれば、苦いと敬遠する人もいる。そうやって強く意識する人は、おそらく一握りで、大…

奇抜提灯

台風の猛威を感じなかった。夜眠っている間に通り過ぎてくれたものと見える。網戸と窓ガラスがびっちょびちょだったので、その片鱗は窺い知ることができたが、それは「先刻までこの席に誰かが座っていたんですね」と電車の座席に忘れられたハンカチで乗客を…

conquest of a uniform

日本の牛乳はまずいな〜、と思った。まずい。多分高いものを買っても同じ事を思うだろうので、これはそういうものとして受け入れておくしかない。日本の牛乳は口に合わない。口に合っていたが、よそのものを口にして馴染んでしまったため口から外れていった…

瀝青の性癖

「見るも無残」と言うが、無残だと、「残って無い」というわけだから、視覚によって知覚されるべき対象物がそこに存在しないわけで、それはつまり物理的に即物的な意味で「目も当てられない」という事ではないだろうか。奇しくも、いや私が詳しくないだけで…

ふりかけご飯とカレーライスみたいなもん

外で飯を食った。その写真である。 この2つは同じものだ。さすがに嘘と分かるか。嘘である。でも、ほとんど同じだった。左がNachosで、右がBurittoである。料理には明るくないゆえ、そういう名前のものを注文したらこれが来たのでこれらがそれらの名称で呼…

なるべく凹凸は作らないように

昨日何を書いたか覚えていなかったので読み返した。読み返そうとして、タイトルを見て内容を思い出した。〆が、しょうもないというか、こういう事をしないと落ち着かない精神をしている事も思い出した。絶対ここに帰着させよう、と940字くらいから考えていた…