他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バウムクーヘンが何かに似ていると思ったら、さけるグミを丸めたらああなるんだ。

目には目を歯には歯をぶつければどうにかなると偉い人が教えてくれたので、臭い豚肉には香りの強い草をぶつければ解決した。私の経験上、大抵の肉は適当に炒めた後に香草を振って塩で味を整えれば食べられる範囲の味に落ち着く。今は手元にタイムしかなく、…

剥いだ身ぐるみの脱衣所

とりあえず今日で今月の用事は全て終わったくさい。そうだといい。終わったものとしたい。理由はよく分からないのだが、たまにAmazonで死滅したはずの商品に在庫が復活していたりする。どこかの売り手から引っ張って来たものなのかもしれないが、狙っていた…

辞書にもない意味を託すのだから難しいに決まっている

ぼーっとしないための現実逃避の一策として、「自分の子供にどんな名前をつけるか」を妄想する事がある。たま〜にやる。まだ見ぬ、それどころか顔を見るかどうかさえ不安になるレベルではあるが、自分に子供が産まれたら(男なので「産んでもらったら」かも…

ランゲージボディ

卓上調味料として飲食店に置かれている豆板醤は、どこの店で食べても同じ味がする。厳密に言えば、そりゃあ当たり前にメーカーが違うのだから味は違うのだろうが、しょっぱい辛さが全てを塗り潰すから、舌が「おっ、これは豆板醤の味やないか」と知覚すると…

モナカの構造を典拠に平等を謳う事はできる

チョコモナカジャンボのパッケージにふと目を落とすと、製造所の欄に「森永エンゼルデザート株式会社」と記載されている。頭の中では漠然と「モリナガ」というメーカー名が浮遊乱舞していたのだが、事業形態とか色んな理由で末端まで辿り切ると、この「森永…

いつもタヌキの置物みたいな顔で座っている

近隣で工事が相次いでいる。真横のドガガズガガもそうだが、一本入った路地では旧家屋を取り壊していたり、道路工事をしていたり、くっそデカい建物が日々成長していたり、ゼネコン感が溢れている。私はゼネコンという言葉に対して、利権とかなんとか、そう…

添えるだけの片手とか

モナ王とチョコモナカジャンボを食べ比べると、チョコモナカジャンボの方が圧倒的に美味しいじゃないかと思ったのだが、これと同じ事を高校生の時にも思った記憶がある。時を経て同じ事を考えている。間にチョコが挟まっているからかもしれない。素牛丼より…

ポイフルをくれる人

アルフォートを食べたが、年単位の間隔を置いての事だったような気がする。きのこの山もたけのこの里も、そしてさっき食べたアルフォートも、よくよく因数分解してみればサクサクの部分とチョコレートの部分でしか構成されていない。さすがにプレーンクッキ…

長年継ぎ足される秘伝のタレは死ぬことも許されないのかね

駅の黄色いブロックは、構内アナウンスだと「黄色い点字ブロック」と言われていたはずなのだが、今日耳にした英語の構内アナウンスによると、「yellow warning block」と言うらしい。黄色い、危険を告げる、ブロックらしい。ドイツ語的な語法で考えると黄色…

うる、さい、おい

ものすんごい音がしていた。モンハンをPSPでやっていた記憶が蘇る。確かティガレックス関連の装備とかクエストには「轟」という字が含まれていたはずだ。耳栓しないと咆哮で行動不能にもなったはずだ。轟は、聴覚的な姦しさを視覚的な姦しさに置き換えている…

桃太郎さん、お腰につけたポン菓子、ひとつ私にくださいな。

誑かすという漢字は、とてもいかつい構成である。言葉で狂わせる、これを一文字にまとめると誑かすになる。今の時代に、ボードレールの詩を読んで自殺する青年がどれくらいいるのかは分からないが、甘言でもって道を踏み誤らせる、というのはいつもどこでも…

大福餅の他には中小もあるのだろう?

昨日発作的にいっぱいコントのDVDを買ったので、それを観ていた。一人の人間でも、色んなものを書くものだ。本を買う癖は昔からあったので本を収納、あるいはそこに存するだけのスペースを設けるのは無意識のうちにやってしまっている事なのだが、映像ソフト…

面の皮だけ厚い餓鬼

一見とっつきにくい人が、少し馴染んでみると意外と親しみを持てる人で、もう少し接近してみようかなと思ったところ実はもう一段階向こうは最終障壁を用意していて、そのボーダーを越えるか越えないかがその人を味わい尽くせるかどうかにかかっている時、ど…

断捨離の結果、離れていくのはお前の方かもしれない

それはそれはいっぱい溜まっていた、食品トレーとか牛乳パックをリサイクルボックスに突っ込んできた。「家からスーパーに」行く機会はあったものの、家からそれら回収資源を持って行く事を完全に失念していたので、2ヶ月くらいの間に渡り、冷蔵庫の上と面…

おくたま

悪魔が目の前に現れて、「お前の魂と引き換えに願いをひとつ叶えてやろう」と言われた場合に、私が悪魔にお願いしたい事の筆頭候補に「俺の魂、見せてくんない?」である。自分の魂を、一目見てみたい。私の魂をぶっこ抜くのか投射するのかは知らないけれど…

コーヒーの匂いは、離れて嗅ぐと靴下の匂いだ

数日前、ヤカンでお湯を沸かそうとして気が付いた。お茶のパックを切らしていたのである。お茶のパック、トイレットペーパー、ラップ、この辺りは、一人暮らしをしている上でほとんど資源として枯渇する事がなく、買い溜めしておくほどでもないくせに、いざ…

全裸の王様に衣類をプロジェクションマッピングする仕立て屋

さすがにカレンダーを盛大に見間違える過ちの後には翌日の予定をなんとなく意識的に整合するもので、今日は用事があったので早く起きた。早く起きたところで神様から三文のおこづかいをもらえるわけでもなく、一日の始めには大体やっている事、それから収集…

もらった柑橘類がいっぱいある

半纏を着て台所に立っていると、「同棲中の彼女が風邪を引いたのでおかゆを作ってあげている」光景に見えていいな、うふふ、と思った。うふふ。実際には、包丁をとんとんする私の背後にあるのは、去年暮れに整理ボックスを買ったのに未だ開封されていないが…

カステラと肉まんは親縁関係

消費期限がハザードに迫っているため、普段から結構なお値段を誇るものの確かに美味いと納得させる中村屋の肉まん・ピザまんセットがおつとめ品ワゴンに入っていたので、冬だしなんか季節感出しとくために肉まんでも買おっかな、と思い買って帰ってきたのが…

縦横斜めで話ができるので、縦横は尽くせ無いほどではないのでは?

でっかい交差点を渡る時に、めんどくさいので「まっすぐ行ってから横に折れる」という移動コマンドを身体に入力する事を身体が強く拒否し、「斜めに渡ってしまえ」と唆してくる。大変魅力的な提案である。算数で習ったんだか初等数学で習ったんだか、2点間…

ウインナーを「おいしい天然腸詰」と書かれると萎える

ポットパイみたいな、傍目から見るとただパイがこんがり焼きあがっているだけだが、実際天井をバリバリと破って中身を見てみるとグツグツ煮え滾っているような、水面下というか氷面下で事態がじわじわ動いているみたいな、それをポーカーフェイスと言うのか…

啓け胡麻

天啓を受けたので胡麻油を買ってきた。特段どの教えや宗派に属しているわけではないが、そういえば未だかつて自発的に使った事がなかったのを自覚したので、これはやるしかねえ、今しかねえぞと奮い立ち、奮い立つと言ってもせいぜい200円に満たない程度で買…

スリーコインで書けるレポ記事なんだから、編集部に優しい

「ねぇねぇ、おにいさ〜ん、全くのノーリスクで『死んだ体験』できる装置があるんだけど、300円でやっていかな〜い?」というアヤシイ勧誘を受けたら、間違いなく300円払うだろうな、と思った。なんなら3000円でも、某夢のあるネズミの国よりは安いテーマパ…

肩に乗る事を強制してくる偉大な先達

なんとか心の腰を持ち上げることに成功し、丸々そっくりそのまま2日間をドブに捨てて発酵させてしまいはしたが、ある程度生産的な行為のとっかかりに足を乗せる事に僅かばかり成功した。こんな事をしていても怒られないのは生まれたての仔鹿やら何やらだけ…

穴の空いた小麦が浮いている白海

料理に肉でも入れよっかな、と思った時に、調理段階では「これだとちょっと少なくない?」と少し手心を加えて加量してみると、いざ食べてみる段階になって「あれ、やっぱ多いわ、食べられない事もないけど」となる事が多い。阿呆なのかもしれない。今日はフ…

蝋を腸に詰めたら猟奇的な蠟燭になる

午後に起きて8時間くらい呆けているので、いつのまにか暮れていた。お年賀的なアレも大家さんに渡そうと思って買って帰って来たのに、なんかめんどいという理由で何もしていない。それ以外も何もしていない。なんか、こう、息を吸っていたら時間が過ぎて茫…

敗血の海地獄

きんぴらごぼうに入っている唐辛子くらいの存在感がちょうどいいな、と思う。そもそも入っていたりいなかったりする。入っていたからといって、ただちにきんぴらごぼう全体が辛くなるわけではない。輪切りになった唐辛子を直接口の中に運ぶ事をしなければ、…

蒟蒻の彫琢

帰省ついでに友人に会っていた。様々な逸脱した逸話を持つ逸物(いつぶつ)である。どのエピソードもとても口外できるものではないが、聞いている分には大変愉快である。時々第三者的立場に立って落ち着いて状況を見てみるとこいつやべーなと我に帰りかける…

乾いた粘土

人の成長はガムテープみたいなものなのかもしれない。最初のうちはどこもかしこもべたべたくっつくが、埃がついて糊の面が段々と少なくなっていき、埃ですっかり覆われてしまい何もくっつかなくなった部分は固着して、おやおやこのテープはもう使えないのか…

メスはあまり喋らないらしい

餅がお椀何杯分の米粒を含有しているのか想像するとぞっとするので、何も考えないようにしている。拾った財布の中身がいったいいくらなのか想像せずに、そっと無言で交番に届ける行為に似ている。拾った財布を交番に届けた事はないのだが。駅改札のチャージ…