他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ぎしぎし軋む布団

道を歩きながら、斜め上の方とか、上の方とか、ぽ〜っとあらぬ方を見ながら、どうでもいい事ばかり考えていた。頭を空っぽにすると、というか現象の記述的には頭が空っぽになると、それだけで他にどう言いようもない、完結した命題が浮かんでくる。本屋に寄…

存在を抜いたコーラ

天気予報を見ると、曇りのち雨だったので、洗濯物を室内に干した。家を出ると、天気予報を疑ぐるくらいの晴れだった。ここから曇りになる事はあっても、雨になる事はよっぽどでなければなかろうと思われた。若干後悔し、後悔し続け、夕方になっても、一瞬空…

金の握らせ方

時間をおいて考えると、井上ひさし『モッキンポット師の後始末』は、とてもいい本だった。読んだらたちまち、その筋を9割くらい忘れる私が、まだだいたいを覚えている。これはすごい事なのではないか。また、これに関しては、丸まま引き写したくなるような…

ポテトサラダがうたってる

豚バラ肉が食いたいなと思って豚バラ肉を買い、豚バラ肉を食って豚バラ肉うまいなとは思ったが、脂:肉が3:7を超えるとしんどいので、豚バラを買わない方がいいのではないかという気がする。しかし、ロースは、なんか、ピンとこないところもあるのである。ど…

チキンステーキ

雨が降っていた。それはもう。傘を差しても、その防護範囲からちょっとでも外れると、大粒の水が冷たかった。シーツを干したいという欲が出てきたのだが、洗濯物がさほど溜まっていない状態でないとできないので、次の洗濯以降でなければ不可能になってしま…

not abated

自分が行くなら、天国と地獄どっちだろうかと考えて、普段考えているような事が参照されるなら間違いなく地獄だろうが、頭の中を見られるのなら、よほどの聖人でもない限りはみんながみんな地獄行きになるんじゃないかなと思えて、では天国かと言うと、天国…

乾パン色のくるみ

夜になったというのに、暑気がむちむちとしてまとわりついてくる。クーラーまではいかないが、扇風機くらいならあってもよい。今週の予報をどこかでちらちら聞いた気がするが、今日はうんざりするほどの晴れだった。今日でうんざりしていたら、7月あたりに…

鯰ストリップショー

今日は朝から、さっきシャワーを浴びるまで、作業詰めであったり、疲れてしばしの虚無であったり、虚空の模様を眺めたりしていたため、人生で必要でないものについてだけ書くが、バリカンというのは、フランスの製造メーカーBariquen et Marre(綴りは、疲れ…

泡で見えなくするよ

頭が痛いのであまり書く事はありませんが。何年かぶりにカルピスソーダを飲んだ。カルピスに炭酸が入っている! と思ったが、カルピスを感じるためには炭酸が邪魔なので、普通の、プレーンなカルピスを飲んだ方がいい。あと、私の中で、マックには気軽にほい…

汗の結晶の星座

午前中の用事で頭を使ったので、すでに半日が過ぎる頃には疲れていた。物の例えであるが、峻険な山を自ら登りながらも、同伴者をガイドできる人はすごいなと思う。自分が落ちないようにしつつ、不慣れな後続に絶えず意識を配らなければならないわけである。…

等倍レンズ

手羽元を食べた。間違えた。手羽先だった。どっち!? と咄嗟に聞かれて、過たず答えられる人がいたらすごいと思う。私はよく間違うけれども、そもそも人生で手羽先か手羽元か、which is more importantな場面があるかと言うと、さしてない気もする。味噌汁は…

角がとれない

ネギをそこそこの時間水に晒しているのだが、辛味が抜ける気配が一向にない。20分30分ぽっちではどうにもならんという事か。それとも、縦の繊維に沿った切り方ではなくて、横に、繊維をぶちぶちぶった切る方向性でやったから、抜けにくいのかしら。食べ物と…

それであることをやめて紫色になる

ほとんど一日雨が降っていた。洗濯物が干したいが、干せなかった。まだ天気が悪いんだったか。そのせいで調子が上がらず、半日ぐらい、殻をなくしたサナギの中身みたいに、とろとろして仕方がなかった。多分、躁鬱の下向きの方向へずぶずぶと行く、そのサイ…

ごま油の匂い

昨日、疲れていたくせに魚の死体についてそこそこの文字数を費やしたので忘れていたが、人生で二回目の朝マックを食っている。一回目はイギリスのマックで食った、パンケーキ3、4枚とソーセージ1枚、底が深いアホみたいなメープルシロップがついたやつ。…

落ちている部位

今日は、朝から働き詰めで疲れたので、移動中の車内から見えた、印象的な風景についてスケッチを書き残しておく。踏切を待ちながら、横を見ていた。私は免許を持っていないので、後部座席で丸まってちんまりしていた。線路のために土が盛り上げられていて、…

ジャーマンスープレックスという恐竜

今日は、意味のない事を考えていた。頭がそっちの方を向いていたのかもしれない。題も、そうであって、多分ジャーマン+スープレックスが正しい構成なのだろうけれど、それを意図的に、レックスで切ってみると、なんか恐竜の名前っぽく見えるなと思った。モ…

矢は放物線を描くのか

今日は、人と、真面目な、話をして、疲れたというか、当日分の語るべきものを使い切った感じがあるので、書くに書けないのだが。これは、ひょっとすると、程度の事なのだが、象徴界を、それを指す言葉は何でもいいのだけれど、それとして認識した事があるか…

pypy

暑くなるたびに思い出すが、いつも使っているノートMacは排熱がカスなので、夏場的気候になるとめちゃくちゃ熱くなる。冬の間はそんな兆候を微塵も見せないのであるが、ちょっとぬくぬくしてくると覿面である。キーボードに置いている指がちょっと気になるく…

顧みる事をしなかった男

物干し竿にしずくがぽつぽつする音が、起きた時からしていて、家を出る前に天気予報を見ると、日曜日くらいまでずっと雨のしるしが出ていた。数日先に関しては、あくまで予報であるので、着地点が異なる事もあるわけだけれども、あまり雨が降って欲しくない…

ハイパー蔦植物

そういう日だったので洗濯物を干したが、一日太陽が照る事はなかった。昼に、ちょっとぶっ倒れて仮眠していたから、その間にちらと顔を覗かせるくらいの事はあったかもしれないが、ずっと雲が厚く張り詰めていたのだと思われる。十秒にも満たないくらいの時…

ぶよぶよした箍

ゴミを捨てたが、それにより最後のゴミ袋が消費された事に気が付き、さらには「じゃあ次のゴミ袋を買ってこないといけないな」と考えた事を思い出したのがたった今である。百円均一の、何リットルか忘れたがゴミ袋があって、あれが破れにくいし枚数もそこそ…

射出を待つ間

部分の絢爛であり、姿を現して立ち現れず、ただ窃視以上の何物になるものでもない。まぜそばを食べながら、手コキについて考えつつ、突然思いついた。手コキについては、今日は得るところがなかった。てしごき(手扱き)から音の経済とかなんとかに従って手…

口が開かないので

マックシェイクに、ミルキー味が出ていた。ミルキーのみならず飴全般が好きではないので試してみる必要は全くなかったのだけど、ミルキーそのものの味がしたらウケるなと思って、ナゲット15ピースと一緒に買った。帰りながら、ストローを差して飲んでみたら…

deponentia

人に何かを教える時、自分という存在を解体して、中身を全て開け広げにして、まるまま覗き込まれているような気がする。エロ漫画のシチュエーションに、×××を広げて「ここが(ピー)、ここが(ピー)」と教えていく保健実習みたいなやつがあるが、あれをやっ…

針の山から藁を探す

目玉焼きにコチュジャンと明太子マヨネーズを乗っけて食べた。目玉焼きに何をかけるか論争があるが、最近はコチュジャンか青麻辣醤か明太子マヨネーズである。醤油でもソースでも味噌でもない。コチュジャンは、味噌と言えば味噌なのかな。味噌だな。明太子…

nepotism

昼から調子がよくなかったので、畳んだ布団の上に乗って、電気が眩しいので半纏を被って、3時間くらいじっとしていた。寝ているような瞬間もあったし、寝られねえかなあと思いながらもじもじしている瞬間もあった。その後結局持ち直さないまま今までずるず…

環る腸詰

午後から雨が降ったので、気分が悪かった。結局降ろうが降るまいが悪かった気もする。自分で炊いたご飯を久しぶりに食べた。皿が足りなかったので、炊飯器の炊飯釜にご飯を半分残して、直接目玉焼きを乗っけてコチュジャンを添えた。なかなか無くならないだ…

滑る手

頭がぼんやりする。今日は生産的な事ができない日だったが、後々の事を考えて、ちょっとだけ自分に鞭打って、ちょっとだけやった。カレンダーをよく把握していないので、今日が何曜日なのか分かっていない。週初めのどこかだと思う。人によって、週が日曜日…

風も強い

昨日は、路上に歯間ブラシが落ちているのを見た。2回も見た。道に軍手が片手だけ落ちているというのは、よく口に上されるあるある命題だけれども、道に歯間ブラシというのは、残念ながらというか至極当然というか、聞いた事がない。聞いた事がないものを、…

抱えきれないほどだった花束は今

今日は、少し精神衛生が上向いたというか、多少なりとも本を読んで文章に触れないと、瞬きする間もなくずぶずぶと下降していくらしいなと気付いた。何回も気付いていたはずなのだが、また忘れていた。開高健のエッセイに、すごいのがあって、「熱い番茶にボ…