他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

そこが持ち味もーちもち

夕方になるまで全く自覚がなかったのだが、身体がだるくて何もしたくない。ギンギンに決まっている花粉症の症状なのか、それとも単に体調が悪いに過ぎないのか、結局2月は奮わなかった。存分に、十分に、たっぷりと、「奮わない」という状態だった。あと、…

罪禍フルーティ

考えが全然いい方に転がらない日なので書かない。今月はずっとダメなんじゃないか。今月に始まった話じゃないけれども、もそっと健やかな精神に宿ってほしかった。

銃を本の形に刳り抜く

室外機の上に引っかかっていたパンツを回収した。めんどくさくてずっと横目に見ていたから、かれこれ2週間あまりは雨晒し、道理で下着のサイクルが短くなっていたわけである。また精神的リソースが乏しい時期に入ってしまったので、ちょっと困るな。困るな…

やわらか竜巻

ちょっと目がかいいな、と思ったけれど、これは花粉かもしれない。エアコンを通じてわらわらと入ってきている、っぽい。見えないので不確かな言ではあるけども、特有の痒さだからシーズン到来千客万来、御涙頂戴目は赤い。整理してみると、もしかして来月は…

ながーーーい棒

雨が降ったが、冷たい雨ではなかった。寒くはない。暖かくもない。すでにとても眠くて、一日中そうだったような気もして、目が覚めていて目覚ましいことをしたかというとそうでもない。こう、パラパラと。かけるのに失敗した焼きそばのかやくみたいに散らか…

注暁

起きたらなかなか寝坊していた。すわ午後の用事に遅刻するかと恐れたような、開き直ってちょっと遅れて行ってやろうと思ったりもして、でも連絡のメールをよくよく確認するとその日は明日だった。前半と後半で一日記載がずれていた。とんだ無駄足を踏むとこ…

味の変わらない定食屋

冷蔵庫死蔵調味料シリーズ、油漬け唐辛子のそれは去年4月だった。まだ残っているのでさっき使った。油だし唐辛子だし、品質にそれほど影響のあるものではなかろうとの打算であるが、油が悪いと例えばドーナツや揚げ物だとてきめんに分かるし、あんまり良く…

no provision

割引シールが貼ってあったので、生牡蠣(加熱用)を買った。わぁい広島産の牡蠣だ、という気持ちもあった。しかし、神戸に住んでいる人が神戸牛を食べつけているわけではないのと同じように、京都に住んでいるからと言って八つ橋を常食していないように、広…

原色の豆腐

冷蔵庫の中で死蔵されていたラー油で炒め物を作っているが、部屋の中がものすごいそれの匂いになっている。酸化しているのか、もともとそんなによくないやつなのか、鼻にむっと覆い被さるような匂いの性質をしている。母から送られたバレンタインのチョコを…

鰤ly-ant

4月上旬並みの暖かさになると聞いていたが、それほどではなかった。3000円と聞いていたものが1800円だったくらいの気持ちだ。金額に直すと本質を著しく損なうのでやめた方がいいかもしれない。金は尺度にはなるが万物に対してのそれにはならない。冷蔵庫の…

カラコン入れたロボット

すごい眠いけど、記録として書いておいた方がいいだろうということがあって、今渋谷駅にでっかく出ているライフカードの広告、あれのコピーを書いた人間を私は一生許さない。お前みたいなのが広告をダメにしてるんだ! おい! 自分でも何を言っているのか分…

環状を走るアキレウスと亀

めちゃくちゃに目が乾く。眼球が着脱式だったり、コンタクトみたいに消耗品だったりすると、取り替え時お掃除時なのではないかと考えてしまうくらいに。どーんと落ち込む具体的感触は一時的減退、一時撤退を見せているが、そのまま退潮するのか否かについて…

raging bone

ちょっとだけ持ち直した。持ち直す気配を無理やり醸し出すために、動いたと言ってもよい。抜糸をした。予後順調らしい。来月もう一回抜歯がある。あまり痛くないのは分かったが、すげえ血が出るのでそれがいやだ。口の中が常にもちゃぁ……とするので。外に出…

今日はよく分かってない。寝るまでの間に何か考えたイメージがあったけど、メモしてないので忘れた。起きても覚えているだろう、という発想のほぼ全ては留まらない。そうである、という発見、あるいは自覚も。虚ろの砂嵐が過ぎるまで、穴ぐらに隠れているこ…

針の足音

今日も精神が終わっていて、ただ存在するだけの物質に成り下がっていた。折れた耳かきの方が使い道があったと思う。

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今日は精神が終わっていた。もうなーんもない。日単位で「生きない」という選択肢が可能だったら、間違いなくそれを選択していた。

scweinchen

頭の中から全然文章が出てこない。読むことは何とかなるけど排泄ができない。もうちょっと言えば、口では言えるけど鋳型で措定してから落とすことができない。無の砂嵐が怖い。一日、朝から、自分でも理由が分からない強度でメロンパンが食べたかったので食…

守護天使

反動なのか、比べればまだあったかい方だった。毛布とシーツをものすごく洗いたいが、洗って問題なさそうなのが月曜日なので、そこまで我慢することになるし、月曜日になったら忘れている可能性が非常に高い。一昨日はちょっと放置すると血色になった唾が出…

ぬねぬめした穴ぼこ

起きたら雪が降っていた。雪というか雪ver0.6、できかけのファイルみたいな感じだったが、早朝にはすこしだけ積もったらしい痕跡もあった。昼くらいには、ほとんど氷雨になっていて、傘を持つ手がきんきんと感覚を失っていった。冷たい季節に降る雨は、温度…

接触的破壊

歯を抜いた。もっとスマートな方法が確立されているのかと思ったら、押し引き削り引っこ抜くという物理的アプローチが体当たりしてきたので、あ、人類はまだこの段階なんだよかった! なんでこんなことを考えたのかは分からない。当然麻酔をかけられているの…

繊細な熱

歯を抜いたことがある人によると、腫れたり熱が出たり、様々術後の症状があるらしい。歯を抜いて熱が出る理由はさっぱり分からないけれど、人体とは有機的で総合的なものだから、バタフライエフェクト的なのがあるんだろう。業務用のフランクフルトを昼過ぎ…

ぺぽんた

今日もあんまり記憶がない。文字を読んだ数が少ない日は特にそういう日だ。何を言っているのかちょっと曖昧だが。赤葱なるものを買ってみたのだが、味としては別に普通の葱と変わるところがないし、最外殻の皮がちょっと固いのでなんなら食感については劣る…

えくとぷらずまない

一年で有数のからっぽの日だった。部屋中に充填された豆腐を、味付けとか調味料なしでもそもそ食べるような。精神的エネルギーに具体的な方向づけが与えられることなく、放散し続けた。ドラッグストアで、底の見え始めたティッシュやトイレットペーパーを買…

小倉(おくら)

目が乾いてぱしぱしすることが増えた。2月が冬の盛りというから、気温に並び湿度も厳しいものになっているのか、それともはや花粉症が走り始めたか。3、4月くらいに花粉の影響を受けるので、全盛期の前には下積みがあることを考えると、今のうちから飛散…

一粒万倍

人と飯を食いに行った。多分韓国系の焼肉屋だったのだが、サイヤ人みたいな名前がついたニンニクスープがあって、これはさぞかしストロングなのであろう、当て込んで頼んだところ、ほんの少し口に含んだだけで目がガンギマリになるくらい爆裂のニンニク密度…

時間はスーパー名探偵

人に会って話した。久しぶりに会う人で、どうなっているものか見当もつかなかったけれど、変わっていないと言えば変わっておらず、なんなら私の方がよっぽど変化がなかった。喫茶店でティーとかコーヒーが500円以上すると、マジでたけえなと思う。お前……そん…

やさしいビンタ

こんな地獄には落ちたくねえなあ、と考えて時間を潰したり、作業中の空白に付き合わせたりする。今日は、買って来たキャベツを切りながら、「狭いキッチンでキャベツのカスを一切落とさずに切り分けないと出られない地獄」、嫌だなあ、と思った。自分で考え…

何でも届く

部屋の中にいると、さむ……が思考を支配する。唇の皮がぱりぱりしていて、これが果たして気候故なのか、あるいは栄養の偏り的なそれなのか、判然としない。明日は買い物に行かないと、野菜もろもろが足りないから外に出る。まだ雪を見ていないけれど、見なく…