他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

微配合

PCが重かったので再起動した。Macは電源を落とさなくてもスリープだけで日々を越せてしまうから、こまめにやらないとこうなる。ということを定期的に思い出しているが、シークレットウィンドウでブラウザを開く癖により、電源を切るとログインがやり直しにな…

sanguinis

眠気の所在はどこなのか考えたが、胴体肩からにょきっと首が伸びる、どうもその辺にいるらしい。夕方、白くてだるい眠気をぴんと張って、その存在を忘れようとしている時、もよもよした気配を感じた。それが脳味噌まで辿り着くとすやすやしてしまうし、散逸…

挿話機

挽肉を買ったが、適量が分からない。部分部分でもろもろしているから、これくらいか、あともうちょっとかな、を繰り返していると、肉の塊肉の海になる。材料を計量して料理をしたことは、一人で飯を作り始めて以来おそらくないので、こういう時に、ちゃんと…

抱けてなかった

多分よく晴れた日だったと思うが、洗濯物を干す、取り込む時以外カーテンを閉めたまま過ごしてしまった。まだ少し寒い、膝掛けが一枚あるとちょうどいいくらいで、過ごすのが難しい。やった方がいいことは、来週頭に終わる、だろう、という観測になった。抱…

臆病な勇み足

ビッグマックが食べたくなったので倍にして食べたら、食べにくさは3乗くらいされていた。箱が普通のビッグマックと違うのも知らなかった。雨の中遠出して、よく分からないが人の話を聞いてにこにこして帰ってきた。焦点のぼんやりした日だ。やることはやっ…

丸鶏の四角い焼き

朝は太陽がきらきらしていたが、日中に曇ったり雨がぱらついて寒くなったり、itがよく分からない。あっちへふらふら、こっちへふらふらしている。どうしてしまったのかね。買い物に行くたびに、卵がないか、相変わらず高くて、158円が遠い昔だったような気さ…

蹶起

金額の足し算を間違えたり、腹具合を見誤ったり、ついでに一日、めっっちゃ寒かったりして、ふるわない日だった。寒い。本当に寒い。春を取り上げられた気分だ。ついでに天気予報を見たら、今週はずっとしょんぼりした天気だった。洗って片付けたはずの半纏…

あて継ぎ

朝の間は暦を二枚くらい遡った、それは言い過ぎだがともかくそれくらい寒く、午後あたりからぬくくなった。そうは見えないかもしれないが、と言っても文章を通してこちらが見えたらSFになるが、どんよりと疲れていて、ついでにあんまり書くこともない。春の…

バーチャル大旅行

昨日の夜に雨が降ったからなのか、いまいち陽が出なかったからなのか、空気がひんやりして、ちょっと肌寒かった。頭の中で、辞書で見た中国語がぐるぐるしているが、意味が分かっているわけではない。「思う」という動詞だけでも少なくとも4つくらいあって…

what for what

ジョージ・オーウェルの一九八四年を読んだ。これが1949年に出版されている。その事実を前にあわあわしてしまう。古典的名作となるのが、いつから古典になるのかはそれぞれによって違うだろうが、これは間違いなく、その名に恥じないものだった。何を言えば…

次元沈下

一年に一回あるかないかの頻度だが、デパートやそれに類する商業施設に行くと、行く前から萎縮している。明るくて綺麗な空間にいると身がよじれそうになる。居場所でない、というのはまあそうだ。でもたまに行く用はある。自分のためではない。私が、こうい…

パセリの食べ方

妙に眠い。すごい眠かった。身体の中の、何かしらのリズムを司る振り子が、行く先を見失って彷徨っている感じがする。今日はちょっと暑い。晩飯を食べた直後というのもあるにしろ、4月も下旬に差し掛かり、ついに春が春らしく、桜はだいぶ前に咲いて散って…

黴尻

コミュ力は副詞で決まる、みたいな新書が棚にあったが、めっちゃ→とても、ワンチャン→もしかして、みたいな、歴史の浅い口語的語彙を、普通の語彙プールに戻すといった感じの、しょうもなさ過ぎる本だった。それは副詞以前の問題だし、そこで問題になってい…

ガントリーズン

眉村卓の司政官を読み返しているが、面白いな……すげえ面白いな……と思う。私はいつまでも同じことを言っているはずだ。SFというものにはピンとこないが、選択的に好きなものはある。銀河ヒッチハイクガイドがSFなのだから、SFというのはだいたいあんなものだ…

セルリアンブルーリアン

ぴかぴかに晴れたと思ったらずんよりして雹がちらちくほどの雨になったり(雹と雨は天気としては別なのでこういう書き方をするとおかしい気もするが、まあいいとする)、またひらひらしたり、春なら、空でも「春だからね」と言ってもらえるのだろうか、つい…

全部ホップ

雨の中をうろうろしていたので、すごい疲れたし、まっっくらな家に帰ったら、あったかいのか、ずぶずぶと眠くなって、今堪えている。左手中指薬指の指先だけぼろっぼろに荒れていて、三層くらい皮が剥けていて、他は比較的なんともないのに、君らどしたんと…

zhai/

人と飯を食った。おいしかったが高かった。おいしかったが。値段と質が比例しているのなら、その関係は正しい。できるだけグラフの傾きが穏やかであると嬉しいが、まあともかくとして、払った分だけのものが得られるのなら、それは正しい。辞書に空気が含ま…

もばいらない

目覚ましの少し前に起きて、まだ時間があるな、とトイレに行って、二度寝したら驚くほど寝坊した。何もない日でよかったが、起きた後、そもそも、目覚ましをかけていなかったことを発見した。いつも枕元に放っているスマホが机の上にあって、もろもろ、それ…

more or less or ......

かつて電子レンジで起こった不幸な加熱による過熱によって底がケロイドみたいになってしまったプラタッパの底が、ついでに歪曲しているのに気付いた。使用感に一切の問題がなかったので今まで気付かなかったが、ちょっと上反りしている。それだけだ。少し作…

不利で無体

日中、すげえ眠い日が続く。寝不足であるとかではなく、なんなら時間で言えば十分横にはなっているけども(寝付きは悪い、あったかくなって布団をどこまでかぶればいいか分からないというのもある)、質が足りない可能性は十分にある。真っ黒だ。アクリル絵…

地属性

もしかしたら2月くらいまで遡るかもしれない、家の中に入ったカミキリムシみたいなやつ、そいつは居間の方をしばらくうろうろしていて、見なくなったと思っていたら風呂場にいた。風呂場にいたのは先月の話だ。そのまま、出口を見つけるでもなく日々居場所…

呼び呼び声声

洗濯物の乾き方で、ああ、季節が変わったな、と思った。ぱりっとしているというのか、硬さとハリをうっすら感じるタオルになっていて、昨日は冷えてひょっとしたけれど、暦と現実が段々対応してきている。霊長類南へを読み返しているが、こんなに迫力のある…

ぽっくる

陽が照ってみたり曇ってみたり、忙しい日だった。晴れていれば、もはや上着もいらぬ時という気持ちになり、グレーがかかるとうそうそと風が冷たくなり、こういうのも「春だから」で片付けてよいものだろうか。「春だから」でどこまで片付けてよいのか、少々…

禁輸

例えばあることをやらなかったとして、その時間を他に充てられるかといえば、全然そんなことはない気がする。そのスロットにそれがはまっているのだから、それを取り外すと空っぽになるだけだ。必要に迫られなければやらない、とも言えて、私は必要に執拗に…

長は短を兼ねない

髪ぃ切ろうかな、どうしようかな、考えながらリサイクルボックスにトレーと牛乳パックを捨てて、いや、やっぱいいかな、と考え直して、散髪に行かなかった。今、すでに行っときゃよかったものを、と後悔しているが、行く理由もあり、行かない理由もあり、と…

手に取るようにミル貝

精神の渇きがちょっとだけ癒されている。陽気の下で、頭がくらい瘴気にむせないくらいには。めちゃくちゃ元気ということはないが、ちょっとだけ元気だ。埋められない欠如を埋めようとすると、私は少しばかり元気になるらしい。元気がない状態こそが元気にな…

strained / unstudied

昨日の夜、寝る時、布団に横になりながら抱き枕に抱きついて、その流れがあまりに滑らかでシームレスだったため、なにかの小説で読んだ、抵抗なくするりと男根が膣に滑り込んでいくみたいな描写を思い出した。思い出すにしても絶対それではないと思うが、思…

血気衰亡

雨が降っていないのに、滴が垂れるような音がする。私の居住家屋か、近隣のそれにおいて、金属が温度変化で収縮膨張することによって軽微な音を発しているのではないか仮説を唱えているのだが、実際のところどれだけ真実なのか分からない。これを言うのにも…

あっ、息を吹き戻しました、ぴーひょろろ。

晴れたり曇ったり忙しい日だった。くるくるしていた。牛乳パックの底で作る、指に輪ゴムをかけて遊ぶぶんぶんコマみたいなやつがあるが、あれほどではないにしてもくるくるしていた。一時的に、ちょっと手荒れが進んでいる。どこかに引っかけたのか、手の親…

deeper than sky

何か考えていたはずだが忘れた。髪が伸びて、上のあたりがもちょっとしているので、これは散髪のサインであり、いやでも行くのめんどくせえ、という思念が重たくて動かない。ああ、思い出した。なんなら今日起きて一番最初にやってもよかったことがあるのだ…