他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

暑さまけ

暑かった。爆裂な、全てが輪郭を放棄するような暑さではなかったが、暦に照らすと早過ぎる気がした。白のワンピースに麦わら帽子、虫取り網の出立ちの姉妹が歩いていて、特にその虫取り網を見て、ぐわっと思った。イメージとしての夏が姿を取って歩いている…

細泡

「会話」という言葉は、中国語で読むと「話ができる」そのまんまなので、なるほどよくできているなと思った。よくできているなの詳細はぽんやりしている。オレンジジュースってオレンジからできているんですよ、という事実に、ほへぇ、そりゃ世の中よくでき…

地獄の三丁目の銘菓

午前中にやたらめったら雨が降っていたが、午後には止んだ。靴が濡れみずくになったので、こういう事があるたびに長靴や厨房用のゴム靴が欲しくなる。長靴はあって損のないアイテムではあるが、しかしそこまで積極的に欲しいかというとそうでもない、キッチ…

折る・折る・オルケストラ

相変わらず正体を失った日だった。毛布は洗った。さすがに必要ない気温になっている。湿った、毛皮色の化繊の塊は、何か気持ちの悪い物質のようだった。次に出すのは、11月か12月か。なんならタオルケットの方が先なわけだが。『尻の泉』という短編がいいな…

斃死と棺桶と腐った水と花

面白い方に分類されると思うのだが、読んでいてむずむずするところがある。もっと、強烈な、精神の根底がぐらぐらするようなstimuliがあるはずだ、いや、ないとどうすればいいか分からない、という気持ちが、沸くか沸かないかの小鍋の中の湯みたいにふらつい…

じねん

町田康の『夫婦茶碗』を読んでみた。人が勧めているのを見て、筒井康隆も並んでいたから、どうかと思って買った。野坂昭如や開高健を読んだ時みたいに、頭がばちばちしてガーンと来る感覚はなかったが、これはこれでvirtueの一つではあるな、と思った。この…

酒精のさきわい

人生に「やめる」ボタンがあればいいのにな、と考えていた。生き死にとかそういうのではなくて、「やめる」という選択肢があれば。死ぬのとやめるのとでは違う。かき揚げと天麩羅くらい違うのではないか。この二つの違いは知らないのだが。この前も書いたよ…

見様見真似と想像力

炒めるのも面倒だったので、豚肉を茹でて食べる、という事を数回繰り返した。悪くなかった。むしろ、これからの季節を考えると、こうして調理して食べるのが賢いやり方のように思えてくる。ある程度肉の弾力を保ったまま、なんなら脂もわずかだと思うが落と…

水陸どっちか用手袋

渋谷109横の通りに、二郎系まぜそばの店ができていた。センター街に直球のインスパイア系、文化村のそばに二郎系野菜炒めの店があり、密度が高まっている。どれも行った事はないのだが。にんにくは想像しうる限り大体の料理をされているのではないかと思って…

ワールドワイド四畳半

日記のトップページに、今年に入ってから友人と始めたラジオのページへのリンクを置いておきました。他にやる事がなくて仕方がない時、適当に環境音が欲しい時など、聴いてみても損はないと思います。役には立ちませんが。私の、本当に数少ない友人とやって…

最近やっている事

まあ別にいいか……と思ったので紹介します。私が友人とやっているラジオです。内容は、普段ここで書いている事とあんまり変わりません。変わったものが好きなら楽しめると思います。人生の時間に余裕があれば是非どうぞ。 www.youtube.com

懇ろ年中

何もしなかった方の日である。困った。ないわけではないが書かないようにしている方だ。これについては数日考えたら日記のトップページに置いておいてもいい気がしてきた。どうしよう。さて。頭の中が絶えず揮発し続けているかのようだ。まだ揮発するものが…

ラブレターの規定文字数

昨日の日記のタイトルと末句は何だと思ったが、思い出した。日本語の一番とっつきやすくて頭に残るリズムは5音か7音なんじゃないかという話と、破礼をどう読むかという話であった。破礼は「ばれ」と読み、当て字らしい。1、下がかったこと、みだらなこと…

結局は5と7か

筒井康隆『陰悩録』を買った。角川文庫の棚で立ち止まって、そういえば持ってない(大学生の時に買ったかもしれないが、引っ越しの際詰め込んだ段ボールのいつかどこかに埋もれて分からない)し、今まで気付かずに通り過ぎていたのかな、と思った。表題作に…

艶冶

一体これは他の言語に翻訳するとどうなるのか、という作品作家は結構いるしある。ジョイスの諸々は柳瀬尚紀によって、日本語領域においては到達地点が見えたような気がするが、開高健の感覚と言語が一緒くたまぜこぜになった文章とか、野坂昭如のリズムや固…

上空−3000mの草葉

英語の慣用句の意味そのままではないが、ある時点からの私が抱いている感覚は、beside myselfなのだと思う。我が事ながら我が事ではないというか、我が事らしいが我が事ではないというか。野坂昭如『マリリン・モンロー・ノー・リターン』を読んでいる。読み…

儀容

道にかじりかけのちくわが落ちていた。道にちくわが落ちているだけですごいのに、かじりかけである。朝から私は感激した。道にちくわが落ちているのを見た事がある人間がどれだけいるだろうか。往来の多い場所だったから潜在的に可能性は高くなるが、昨今の…

足に砂を取られて

もしかして、私という人間は閃き、思いつきに頼って生きているのではなかろうか。どうにもパーツを組み上げて精緻な全体を目指すというのが苦手である。ぷらぷら歩いて、興味を惹く小石を見つけてくるのは得意だが、河川そのものの設計は苦手である。だから…

どっちも水で水ならず

すげえ疲れた。書かない事にしているタイプの事だったから書かないが、すげえ疲れた。私は、今、今更というと自分がなんとなくかわいそうなので言わないが、「今を生きていない」という事が身に染みて分かった。ずれているのは人格部分だけではなかった。さ…

暑天

理由は不明だが、ズボンの右ポケット付近がぱきぱきになっていた。あんまりぼーっと歩いているものだから、昨日の買い物の帰り、誰かに精子でもひっかけられたのかと思った。それぐらいぱりぱりしている。糊の効いたワイシャツくらいぱりぱりしている。これ…

打入の小槌

生姜という食べ物は、かなり早い段階で、それ以上入れても知覚できる味の情報量が変わらない限界がある。それを律儀に守った場合、一人暮らしだとさっぱり減らないため、味は変わらなくても効用は順当な足し算だと期待してそれなりの量使ったりする。生姜と…

湿仰

今日やらなければならない事はやった気がする。おおよその見込み通りに終わったはずだが、その辺の感覚が曖昧で死滅しているので分からない。右下顎の犬歯が欠けた。何の前触れもなく欠けた。欠けたというよりは剥離した、が近いが、小さな剥片が落ちた。噛…

屋号解体

朝ご飯のおかずにしようと思って、冷凍の白身魚フライをレンチンした。同時に買ってあった冷凍唐揚げがレンチンで調理できたから拡大解釈してフライもレンチンしたわけだが、まっちろくて長細い、パン粉にまみれてぼってりした頼りない固形物ができただけだ…

bruize cruize

毛布はあってもなくてもいいが、感触としてはあった方がいい。タオルケットと同じ理屈だ。アミノサプリという飲み物がある。キリンから出ているやつで、ピンクとか黄色とか、緑や青なんかもあったかもしれないが、カラフルな、発売当初は視覚的にある区画を…

分売

なんだか目がパチパチする。寝不足か寝過ぎか眼精疲労か、どれを選ぼうか迷っていたが、五月頭くらいに花粉症が来た、と言った人がいて、あぁ、これって花粉症のそれだったかもしれないと気付いた。三月下旬くらいに一回来て、これで今シーズンはもうおしま…

将来の夢の将来の夢

暑いと思うようになった。気候が次のフェーズに移行したようだ。これでまた寒くなったらほっかむりしてほとぼりが冷めるまでどこかに姿を隠したいところだが、そうなってもおかしくないのが今年の春である。毎年こんな事を言っているのかもしれないが。花粉…

俳名

さすがにもう毛布はいらないと思う。明日洗ってもいいんじゃないか。どうだろう。三回目のワクチンを打ってから、若干体質が変わった。具体的には少し寒がりになった。ちょっと暑いぐらいなら、そっちの方がいいか、と思っている。深夜の、寒くもないのに寒…

wonder to live

どうせやる事もないし、散歩ついでにパンを買いに行った。溜まっていた牛乳パックや食品トレーもリサイクルに出した。冷蔵庫の中に、いつ買ったか忘れた、買った時にすでにおつとめ品だったりんごがまだ残っている。痛んだところからやばくなっていたような…

このわた!

洗濯物を干せた。よかった。夕方、音が一瞬で変わり、デジタル信号のように、ものすごい雨が降り始めた。今はおとなしくなっているので通り雨みたいなものだったのだろうが、油断しているところを後ろから刺すような雨だった。即刻洗濯物は取り込んだので事…

兆候

冷凍の唐揚げを調理した事がなかったので、買って揚げてみた。フライパンに浅く油を引いて、揚げ焼きみたいな感じになった。ちまちまと火が通るので、飲食店にあるようなフライヤーで一気に揚げると気持ちいし楽だろうなと思ったけれど、機器や周辺のメンテ…