他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

トラの皮を手に入れたいとトラに相談する

昨日と同じく、ぼーっとしていたらえらい時間になっていた。ウルトラぽやぽやしていた。私に必要なのは、そして不可欠なのは人との触れ合い、言語コミュニケーションだと思うが、自分から求めに行く気が起きないので、こいつは一体どうしたいんだ。洗濯物を…

遅れてやってくる

ぼーっとしていたらすごい時間になっていた。なんか思いついていて、それが何だったかを忘れていたが今思い出した。思考がぎゅっとしてない。「凝」という字があるが、あれの状態になってない。水を入れたヨーグルトみたいな。資源ごみが溜まっているのでそ…

バートランド

寝過ぎなのか睡眠が足らないのか、頭がちょっとだけ痛い状態がずっと続いていた。3日くらい続いていた、首が寝違えてないが違和感のある状態は多分治った。精神の閉じ方、その状態が凄まじく、ぎゅるりぎゅるりと内側への螺旋。急に町田康のことを思い出し…

酢という調味料に対して気持ちを決めかねている。酸味を味覚の一つとして認めきれていないところがある。酢の物を好きかと言われたら、きらいではないが自分からは食べないし作らない。冬にみかんをさっぱり食べないのも、構成要素のひとつである(品種にも…

ニコリ……

ブラッドベリの本、どうもページが進まず、手応えのあるおもしろさを感じないと思ったので、訳者解説・あとがきを先に読んだところ、どうやら稀覯書である最初の短編集ベースのものだったらしい。なるほど、それでね、と納得した。読むのはやめるかもしれな…

生えるglotta

机の横に置いたまま忘れていた、レイ・ブラッドベリ『黒いカーニバル』のことを思い出して読んでいる。一編一編が非常に短いので、すごく短編集という感じがする。それはそれとして、英語で読んで途中で放り出し、読んだうち何割を理解していたのか自信がな…

outer space

またぽっかりと中身のない日だった。本を読んでぼんやりして、さらにぼんやりしていたら終わった。食べるものがなかったので買いに行って、冷蔵庫にぽいぽい放り込みながらクー(りんご味)を飲んだ。うめっ。めちゃくちゃうまかった。喉が渇いていたからだ…

藻茶

読む本がなくなったと言いながら脇にまだ読んでいない本を置いて、移動中に読む本がまた銀河ヒッチハイクガイドに戻ったが、間を空けて読むと、何回でもおもしろいのがこのシリーズのいいところであり、さらには翻訳もいいのが素敵なところである。東京外大…

だから聞いてなかったんだよ

生活の中で、カレーを食いたい、という具体的な欲求に襲われることがない。うまいカレーを食ったことがないからかもしれないが、作った後の鍋、その後片付け、べたべたで使い物にならない感じに汚染されたスポンジ、その辺を想像して、あらかじめ食欲が萎え…

デコ墓

特に言うことがない。ずっと血便まではいかない、やや出血が後ろで続いているくらいか。思考が意識にひっかかるものだとして、しばらくそのヒット判定がmiss miss missになっているような状態だ。ぽやぽやである。眠く、だるく、からっぽである。この空虚に…

宵っ張り

日が出ている時は暖かくて、昼過ぎに曇り始めて冷たくなった。空気が冷たいと、足先が痛いのでいやだ。季節としての冬を好きになる要素はほとんどない。あったかいものがうまい、くらいだろうか。夏場にあったかいものを食うのがどういう気持ちになるのか、…

klienen

結果的には誤報だったのだが、年始に人生で初めて消防を呼んだ。のを思い出した。古い建物なのでそういうこともあろうが、ド深夜に起き出して、ほんまに火事やったらえらいことやで、こないだ地震あったばっかりやねんからなア、的なことを考えていた。頭の…

油揚げそうめん水菜卵黄

風が強くて、ぶんぶんうんうん、何かが唸ったり軋んだり飛びそうになったりしていた。向かい風の中を歩いていくと、どうも不安な気分になる。風が冷たくもあり、それが正面から吹き付けてくるので堪ったものではない。冬の間、身体がおかしくなったように感…

写植の人

全話公開されていたのでゴールデンカムイを読んだ。あらすじだけ聞いたことがあったが、非常に厚みのある面白さだった。骨太で一本線のテーマでぐいぐい話が進んでいくのがよくて、ハガレンもそうだった記憶がある。アイヌ文化の衣食住その他、文化人類学と…

固有色

首が痛い。角度が悪いのか。部屋の空気が乾燥しているのか、鼻の中がかさかさする。空気の乾燥具合、ならびにきちゃなさは、鼻くその溜まり具合ですぐ分かる。物質的道理だと思うが、人によって違うのだろうか。眠いし頭が働かん。オリジン弁当の焼きそばを…

誰に聞くのがええんか

夕方、外がオレンジ色になった。雨か雪かが降る、という話は聞いていたが、小さいお饅頭みたいなのがぱらついて、雹を久しぶりに見た。お饅頭は言い過ぎた。耳くそくらいだった。落ちてきてたちまちのうちに水に戻ってしまってしまうちまい雹。雨以上雪未満…

束売り

鮭ハラスを買い、夜のご飯を炊き忘れた。鮭の脂でもきついなあ、というのと、手鍋の底にがりがりにくっついたので、こいつも料理からは引退かなあ、というのと、ふたつの考え事があった。手鍋で湯沸かしも料理も全部やる私が悪い。他に使える、あるいは使っ…

真面目スケール

この前、残しておく理由が何もないことに思い当たって、玄関廊下脇で幅を圧迫していたダンボールをほとんど捨てた。元に比べるとそりゃあ広くはなったのだが、それでも依然約3分の1は私のものではない物体で塞がれている。すげえ邪魔なのだが他にどうしよ…

相玉

意識と、それを意識している意識と、身体の中あるいは頭の中にあるふたつが距離を取り始めたような感じがする。またすごく眠いし、すげえ机の上が汚いなと思う。ポストの中に溜まっていた、資源ごみと呼ぶにはカビが浮いているそれらを捨てた。一年に一回程…

牛の耳に琴

移動中に読む本が、今のところ、米原万里『ロシアは今日も荒れ模様』である。やはりおもしろいというか、この本は持っている気がしたのだが、見つからないので買った。多分押し入れの引っ越し段ボールのどこかに埋もれている。オニオンスライスうまいなあ、…

クエリア

買ってきたディックの短編集を読んだ。へんなのが結構ある。結局SFとは何なのか、よく分からないままだ。アークナイツはSFだろうと思う。SFの文字列を見るたび、大学の同級生から知った、英語ではSi-Fi、綴りはこうだった気がする、イギリスの本屋でも棚を見…

対群を成す

表を歩いたが、正月ほどゆるゆるしているわけではないにしても、筋(きん)がなく、でろりんと伸びていた。いまいち迫力がなく、どこを向けばいいか分からない感じがした。そこそこ寒くない。本を読んでいる時は、無心で読めている時は、比較的平和な心持ち…

pay for the printer

本屋へ行って色々買った。何か食ってから行こうと思ったのだが、途中の店が、昼時に家を出たせいで、そして年始の初営業日? が多いせいか、ぎゅうぎゅうばかりだったので諦めた。ハヤカワに入っているディックの短編集は、表紙デザインの雰囲気が統一されて…

輪番

家に帰った。隣のアパートに停めてある痛車の持ち主がこういう人なんだ、とか、近所の家はEVにしていて玄関に充電施設が設けてあるんだ、とか、些細なことに気付いた。数日前と同じことを書いた気がするので消したが、本当にそうなのか自信がない。私はすぐ…

シュルレアリア

家のテレビと壁のアンテナ端子を繋いでいるケーブルが劣化したらしいので、ついて買いに行った。多分私がちっこい頃にここに越してきた時のそれそのままなので、随分と長持ちしたと言うべきか、もっと早いうちに変えておくべきだったのか。新しい鞄を買って…

騰騰

おいしいスイカの見分け方を中国語で読む日が来るとは思わなかった。今日の短文問題がそれだった。買い物に行って、シェフパンツを買い足した。高い方が身体にフィットしたので、私の目は変に肥えている。どうも冬らしくない暖かさだけれど、地震……地震かあ……

limit over level

祖母の家に新年伺いをしたら妹がいた。びっくりした。年末年始に帰ってくるということ自体が家を出てなかった。一昨年の祖父の葬儀で帰ってきて、心境の変化があったのだろうか。顔だけ知っている親戚くらいの距離感だった。双方そろそろどうでもよくなって…

获得

なんとなしに今考えているのは、相手が言い出したタームを無批判に繰り返さない方がいい、という、何回も述べていることである。そこに解釈なり、一般化なりの抵抗があればその限りではないというかむしろそうしなさいと思っている。飲み込むよりは噛む能力…

down to earth

トータルリコールをゆっくり読んでいるが、編者の翻訳は結構いい。それ以外だと、脱字がちらちらある。これで五刷なのだから、少なからずびっくりした。やる気があるんだかないんだか分からん。さすがにこれが原典準拠ではないと思うけれど。お餅を丸めるの…

その日の覚え方

だいぶ遅くなったが、弟への誕生日プレゼントとして、普段は行かない高い寿司屋に連れて行った。たいそう喜んでいたのでよかったが、高い寿司屋ってマジでうまいなという再びの発見があった。醤油もうまいし、何より海苔がうまい。上品な甘みがずっとじんわ…