今日はすごく思考が散らかる日だった。
とりとめがとめどなくなくて、ばらばらに四方八方に四散していた。
散漫というか疎というか。
スープを作る時に水を入れ過ぎて、いくらか蒸発するのを待っているかのような気分だった。
本日の表題は、そんなとっ散らかり方を表現していると言えば締まるのだけれど、携帯のメモ帳に書き込んであった雑多な走り書きの一部だ。
好もしい感じの食べ物を、音韻的に違和感なく並べて鬱陶しくない長さに調整したらこんなことになったんだと記憶している。
よくよく分解して考えてみれば、ただのカレー&シチュードリアな気がしないでもない。カレーとシチューって混ぜたら美味いのかな。
シチューが甘い系、カレーが辛い系だから、ヘタな駄菓子みたいな味になりそう。
密度の薄い日に関連性が緊密な文章なんて書けない。手元にあるメモ用の紙を見てみる。
インテール
ツンテール
ツイテール
ツインール
ツインテル
ツインテー
『ツインテール』という単語から順に一文字ずつ落とすとどうなるか、を考えた時のものだと思う。一切の生産性がない。
意味が通じそうなのは『ツンテール』(ツンデレのツインテールキャラ)『ツイテール』(あいつ、あんなに可愛いのについてるんだぜ……? という男の娘的展開)『ツインテル』(Intelデュアルコア)の3つくらいかなあ。
『インテール』は、尻尾の中に何かしまうとか、無理やり解釈できなくもない。
『ツインール』と『ツインテー』は、魔法の呪文みたいだ。
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コインランドリー。
ひっくり返すとランドリーコイン。
ランドリーを回すためのコイン。実態はただの現金だけれども。
スロットのコインというか、パチンコの玉というか、価値を一度別のものに変換している感じがいいなと思った。小さなコインみたいなね。
汗シミとか皮脂汚れ、砂埃を倒すとたまに落とすんだ。油絵の具と煤を倒せば大量のランドリーコインをドロップするが、やつらを討伐するのは至難の業だ。
それ以前に、バイト先の店長から「煤は粒子が細かすぎて一度つくと繊維の奥までいって取れない」と聞いたことがある。
油絵の具も、あれは一度つくと厄介というか、諸手を挙げて降参するしかない。一応クリーナーが存在するのだけれど、どうやっても100パーセント取り除くことは望めない。そのために部室で着る用のツナギを持っていたっけ。ミリタリーグリーンの渋い色だった。
あれを着てSlipknotの真似をしようと考えていた時期もあったな。可動性が悪かったからやらなかったけど。
水と油って、よく考えたら『油』にさんずい入ってるじゃん。同族嫌悪かよ。