他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

たまに、手の平を太陽に翳してエナジーをチャージしたくなる。

顔面に直撃する日光で目が覚めた。いやに明るい。疲れのあまり、大幅に寝過ごしてしまっただろうか。携帯の液晶を見る。6:00。嘘だろう。外を見た。明るい。時計は6:00を示す。前住んでいたところは、朝は日陰になり、夕方に落ち着かないほどglaringな陽光を提供してくれる場所だった。ここは、気持ちの良い目覚めをダイレクトにお届けしてくれるステキな場所のようだ。久方ぶりに、早朝起床で爽やかな気分だった。とは言うものの、しかし、重たい事山の如しであった荷物を肉体で運んだ疲れは無形のまま身体に留まり続けており、肩や上腕、脚に若干の張りが残っている。その辺は生産できなかったが、明日から家探し開始だ。疲れそうなので気乗りしないが、見つけなければ私が不幸せになってしまう。そんなに高くなくてそんなに狭くないところに住みたい。

さっきから隣の部屋(?)で英語を話す声が聞こえてくるのだが、どういうわけだろう。イントネーションは中国系という感じがする。というか、ここは音周りがかなり複雑に作用しあっており、一階にある八百屋の客寄せ声が窓のすぐ外から聞こえているように反射してきたり、隣の建物の入り口ドアが開いたのにこの建物の玄関が開いたように聞こえたり、本当に謎である。どこから聞こえてくる何の音なのか、推測と実態がさっぱり噛み合わない。それとも、私が疲れているだけだろうか? 「えのき二袋10円!」との声が聞こえた。安っ。

 かなりフォーマルな文章を書くことになって、集中と散漫を繰り返しながら書き進めていたのだけど、私はお堅い文章を書いていると心の筋肉が凝ってしまう。ですます調は反復と重複による「頭が悪いっぽい感」をいとも簡単に醸し出してしまうため、ほとんど用いない。「~です、……ます、~です、……ます」の整列ほど、文章に創意工夫を凝らさず読み手を舐めている印象を与える文体も中々ない。なので、第三者視点らしきところから一人称に引き付けて語り、駄洒落や言葉遊びを盛り込むのをグッと我慢して、文体や言葉の配置で目に見えない範囲で、しかし知覚可能な程度にふざけている。こんな事をやって怒られないだろうか、という不安よりも、これくらい許容できずにどうするんだ、という挑発と、同じような文章体裁中身で飽きが来たところで読み手の気分を一新できないだろうか、という挑戦と、色々交じっている。冷静に考えれば、徹頭徹尾真面目にお堅く模範的なオハナシをしてさしあげるべきなのだろうが、文章だとダメだ、どうしてもふざけたくなるしふざけなければいけない気がしてしまう。自分で自分の首を絞めているようなものだが、存外、空気に欠けた景色は病みつきになるものだ。では。