他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

びっくりした?

部屋がクソみたいに暑いので、共用リビングで一日を過ごした。午前、昼、夕方とずっと涼しく、大変過ごしやすい場所だった。その割には夜になると微妙に暑くなり、今までは何だったんだお前この野郎と思った。二方向の窓を開けると通気がよくなり、ひんやりと言うほどではないものの、じめじめ或いはむしむし或いはべたべたと言った、夏の不快何大か要素を感じなくなる。窓の外は通りだ。カーテンが風に揺らめくと、視界を遮るほどに吹き上がるので、窓枠に挟んで、太陽の下を歩く通行人を見る。暑そうだ。少なくとも屋内は暑くない。近くのドラッグストアは店内も熱気にやられ、ぬるくまとわりつく大気がのさばっているが、でかい家電量販店に近づくと、近づいただけでひんやり、いやもっとかもしれない、ぞっとする。夜のコンビニを見た時もそうだけど、この建物内で行われている有機無機問わずの活動で、一体どれくらいの二酸化炭素が発生しうるのだろうという事を考えると、足がすくみそうになる。エコロジストではないが、スケールの大きさに驚く。が、しかし、これは実体のある相手が目の前にいるから感じるfearと言うのかterrorと言うのか、国とか組織とか曖昧なものが対象になると、途端に想像力が雲散霧消して路上の陽炎に混じる。大きい事はいい事なはずなのだが、そこでストップする。大きい事がいいことかどうかはさておくとして、想像力の身丈とでも表現すればいいだろうか、こいつが成長するための栄養素、これを摂取する先は何かと言えば、多分間(ま)とか柄とか、そういうものに手の平を当てて火傷する事なのだと思う。皮がずるずるになって、表面から滑り落ちたその下に、そいつは眠っているのだろう。王子様のキスで起きるのかどうかは知らない。白馬に乗った、鮮血に塗れた緑色の肌の王子。誓いのキスを、する事を誓います。病める時も健やかなる時も、時々ね。

……。で、前述の通り、今日は一日ぼーっとしていたので、書くネタがないな。だから、以前思った素朴な疑問を、素朴なまま投げ出そう。「えーっ、そうなんですか」(最後は上がり調子で)と言ってみてほしい。知らなかったが、驚きを誘うに足る事実を知った時に発するかもしれないセリフ、トップ3に入る一言だ。それで、この一文の末尾に記号を付けるとしたら、あなたは「!?」だろうか、それとも「?!」だろうか。感嘆符が先立つか、疑問符が先立つか、という問題がここにある。私は前者の「!?」派なのだが、薄い本や一部の書籍では「?!」も見かける。どちらが正しいのかは知らないのだが、皆どうなのかなあ、と思う。感嘆符+疑問符のセット(ここでは順不同)を用いる文脈と言うのは、驚きと勢いが混ざったものだ。信じられない、あるいはにわかに信じがたい内容であるという事であり、まだ疑ってかかっているという点では疑問符が先立つのが自然に思われる。勢いはその驚きに付随するものであり、一時的なものではないからだ。すると「?!」の方が正しそうな気がしてくるけれど、私はどうもこちらを美しいと思えない。「!?」なら、感嘆符の縦棒で疑問符の曲線が閉じられているように見え、図形として完結しておりまとまっているような印象を受ける。どっちなんだろう。会社ごとの校正規則によるのだろうか。分からない。分からないので、聞こう。あなたは、どっち!?