他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

conquest of a uniform

日本の牛乳はまずいな〜、と思った。まずい。多分高いものを買っても同じ事を思うだろうので、これはそういうものとして受け入れておくしかない。日本の牛乳は口に合わない。口に合っていたが、よそのものを口にして馴染んでしまったため口から外れていった(そんな言い方はない)だけの事である。カバンの中で、香草タイムが収まった容器にUSBコンセント変換プラグがめり込むという形容しがたいアクシデントが起きており、大量の香草がぶちまけられる結果となった。掃除機で吸うなりなんなりの対策を講じなければならないのだが、めんどくさいのでまだ何もしていない。小さいとはいえ、異物(葉っぱ)が散乱している状況は心地のよいものではない。嫌いなやつのカバンの中に、クローバーの葉だけを千切って忍ばせると大変効果的だろうと思われる。ちまちましたものがいっぱいある光景は、なんとなく嫌だ。めちゃくちゃに屋外は風が強く、スーパー帰りに強風に煽られ、頭髪で視界が覆われた。長い長いと言われていて、あんまり自覚はないのだが、過去無かった程度に視界が毛髪で隠蔽され、なるほどこれは確かに伸びたと言うのが適切だなと感じた。身体が煽られる感覚さえあったので、相当な風である。大したものだ。台風だけに。スーパーに向かう途中、前方から大量の制服JKが押し寄せて来た。ポロロッカである。近所に結構でっかい女子校があるのは知っていたのだが、その放課時間に符合して行き合わせたのは初めてだった。もしかすると、夏休み明けの始業日でもあったのかもしれない。分からない。わざわざ行事予定を調べるほど執着はしていない。ともかく、前方から山のような制服JKが波のように押し寄せていたのである。目の前に膨大な量の記号が展開された気がして、脳味噌が混乱した。情報を処理できなかった。顔よりも先に制服が頭の中に入ってくる。普通の、このくっそ暑い気候にあっても冬服を着ているの、さらにその上にカーディガンを着ているの、よく分からない着崩し方をしているの、とりどりいるものだ。もしかするとJKではなくJCだったのかもしれないけれど、制服というアイテムが持つ記号性について、思考を巡らせないと思考を制服に持っていかれそうな気がした。そして、かつてソープ嬢が着ていた「制服」のチープさを思い出した。ああいう場所で本物を着ていると、風評被害(風評というか実害だけれども)に繋がるんだろうか。午後の5時間くらいエロ漫画を読みっぱなしだったので、思考がそちらに持っていかれる。