他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ひほふひはい(ひとくちだい)

一口大に切る。料理番組だとよく目にする表現だ。多分、「唇を不自然でない限りに広げた場合の口腔への侵入可能面積に収まる程度の大きさ」要するに「一口で食べられる大きさ」を略して一口大と指しているのであって、「一口よりも大きいサイズ」を意味しての一口大ではないのだろうと思われる。まあ、一口よりも大きく切り揃えられたら、食べ辛い事この上ないわけではないが咀嚼に至るまでの過程で不必要なストレスが溜まる事は確かなので、食べやすい大きさにカットしてもらえれば嬉しい。そう、頑張らなくてもよいサイズで。そういう意味合いを理解した上で問いたいのであるが、なぜゆえペニスサイズを語る時に「一口大」という言い回しが出てこないのだろうか。ここは意見の分かれるところであろうが、私がエロ漫画で一番好きなシーンはちんちんを咥えている場面なので、ちんちんは口に入れるものとして認識されても構わないと考えている。この前提をごっくんした上で、受け入れた上で先の命題を考えてみたい。ちんちんに対して「一口大の大きさである」と言う事は、褒め言葉なのだろうか、それとも罵倒なのであろうか。あるいは、逆に、「一口大の大きさでないペニス」は毀誉褒貶のいずれであるのか。胸に手を置いて考えると、脳裏に今まで見た事のあるさまざまなフェラチオシーンが走馬灯のように駆け巡るわけであるが、どの場面でも咥える側が普段の可動域とはかなり異なる範囲で顎を使役しているのは間違いないように思われる。顎が外れるほど、と言うわけではないが、ありきたりなバナナ(無論ここではフルーツの話をしている)を口淫並みにしゃぶろうとするだけでもたちまち顔面下半分がくたびれる。やってみればすぐに分かるのでやってみればよい。やらせる側に立つ可能性がわずかにでもあるならば、させる責任を自覚するためにもやってみればよい。ここは私的な経験に軸足を置いて、「平均付近に位置すると思しき太さのバナナでさえ必ずしも一口大とは言えない」としておく。とすると、「一口大のペニス」というのは、「お前のペニスなんかさして頑張らなくても頬張れる太さだぜ」という意味であって、やはり侮蔑的な意味合いの方に落ち着くようである。一口大のペニス。おねショタエロ漫画だとよく見る気がするが、それなりに成長した男性器にかける言葉ではないようだ。ついでにこの話もしておきたいのだが、ペニスの美しいプロポーションを表現する時に「〇〇頭身のスタイルのペニスだ!」と言わないのはなぜだろう。せっかく男性排尿器には亀頭という立派な頭がついているのに、それをスタイル描写に持ち込まないとは何事か。十頭身美ペニスとか、生きている間に一度は耳にして見たいものだ。巨根などという一律的で概算的なものではなく。