他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

シューリンガン

家賃が安くなった。ちょっぴりではあるが、塵も積もれば山となり雪崩を起こして人命を奪う天災となるのだから馬鹿にはできない。笑えない。一円を笑う者は一円に泣くらしい。私としては百万円の買い物をする時に一円足りないよりも、三百円の買い物をする時に一円足りない方が恥ずかしいと思うのだが、どうだろうか。百万円くらいなら笑っても痛くも痒くもない素封家になれれば、一円など笑い飛ばせるだろう。笑われる一円が百万人(単位は人なのか? 枚?)集まれば、塵も積もれば話はまるっきり別だが。先日大家さんから家のポストに投書がされていて、すわ強制退去のお知らせではないかとヒヤヒヤしながら、ヒヤヒヤしたのでしばらく開けずにおいてから開封すると、「水道使用量が少ないので家賃を安くします」という旨が書いてあった。私の住んでいるところは、家賃の共益費の中に水道代が含まれている。メーターが大家さんの方と同じなのだ。水を全然使わないから、安くしてくれるらしい。世間には「家賃2万・共益費3万(水道光熱費別)」という訳の分からない賃料体系を組んでいる不動産もあるというのに、「あらあらこれは共益費を取り過ぎかしら少し安くしてあげましょう」との配慮に至る大家さんには頭が上がらない。少額ではあるが、額は額である。人の温かみの片鱗らしきものを感じた。まあ、ガス代は私が払っているのだけれど。3日くらいかけて、ドイツ語の初等文法を思い出した。完全に彼方へトゥルーラブしていたが、ドイツ語は英独仏と並べると簡単な方ではあると思う。ほぼ万物は古典ギリシアラテン語と並べれば、簡単に見えるものだ。見えるだけだが、見えるだけでも相当な救いにはなっている。中等短文解釈問題集くらいはなんとか進められるくらいまで復活した。以前文法を学んだ時も、1週間という駆け足で終えていきなり読み出した覚えがあるので、人間の記憶は一応残っていて電気信号で思い出せないだけだというのは真ではあるのだろう。フランス語の初等文法はさっぱりきっぱり忘れたが、未来形・半過去・大過去の活用が全然覚えられなかった事は痛みとして記憶している。その文字、読まないなら書かなくていいじゃないといちいちつっかかりながらやっていた気がする。黙字なんてものではないのだ。鍋キューブ(白湯)を食べた。もう、入れるだけで味がつく調味料は鍋キューブさえ存在していればいい。ただ煮ただけで美味しいのだから。久しぶりに手羽元を食べたが、西友の精肉はそんなに美味しくない。