他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

だからお客様とか言ってんのかな?

やっとマイナンバー通知カードを役所に取りに行った。3ヶ月くらい放置していたが、役所で保管されて半年が経過すると、残念ながらそのカードは廃棄処分ご臨終される。わざわざ五百円かけて再発行した割にはまったく執着が見られなかったが、お金周りでマイナンバーというのは意外と必要で、さすがにやむにやまれぬ段階に至ったため足を運んだ。私の居住区区役所は、受付の「お前絶対必要ないだろ……」とついつい思ってしまう余剰人員が想定の3倍くらい(来る人に挨拶する人、用件を聞く人、用件にまつわる部署で「こっちですよ〜」と手を振る人、その他遊撃部隊らしき人も確認される)いるので、毎回ここはソープランドかよと思う。毎回は嘘だが、今思った。行ってみると意外だが、ソープランドの入り口付近にはそれなりの人員が配置されている。場所が場所なのでオトナの事情的なあれとかこれとかがあるのだろうけれど、手厚く入り口は守られている。誰のためかは置いておいて。翻って区役所は、首に吊るしている名札に「〇〇(民間会社の名前)社員」と記載されているため、もしかしてあちらでレセプションをつとめておられるご同僚は事務仕事がからっきしできないのではなくって? 出世とか大丈夫なの? と聞きたくなる。聞かないけれど。いやいや、愛想がいいのだって、立派な財産である。それがどう役に立つのか、役立てるのかは色々あるだろうが。ともかく、通知カードは確保した。こんなんに五百円も払ったのかと思う紙切れだった。しかし、興味のない人にとっては漫画雑誌だって学術書だって紙切れなのだから、ここに記されている情報の値段なのだと思うことにした。情報が高いというのは知っている。0と1の並びに還元できるとしても、知らないだけで致命的になり得るがゆえに、情報というのは高価だ。さもなくば、情報屋という一見怪しい職業(?)が成立するはずがない。好奇心は猫をも殺すが、人を殺すとは言っていない。高望みをするべきではないが、転ばぬ先の杖程度には当てにしておいて良いだろう。支えとなる足が多いに越したことはないのだから。帰りにスーパーで食材を買い出したのだけれど、特売ワゴンに入っていたニッスイ鯖缶に書かれていたコピーが不思議なものだった。「こっくり/じっくり/美味しい/イワシです。」(/は改行を示す)という、最初の「こっくり」以外頭に入ってこないキテレツ文章だった。こっくりって何? コクとかしっかり味がついて「濃い」とか、そういうこと? 語感だけで新しい言葉を作ってんじゃないよ。