他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

枕を濡らす前に

またかぼちゃの煮物を作っている。多分、私は、かぼちゃが手元にあれば、毎晩かぼちゃの煮物を作ると思う。美味しいからである。それ以外に、特にない。入れる肉は変える。今は豚肉を入れているが、一番好きなのは鶏モモ肉を入れたものである。鶏肉の黄色っぽい脂とかぼちゃの橙色がいい感じになる。肉の脂で一番好きなのが鶏肉のものであるという嗜癖も大いに関係しているとは思うが。少し前に、稲庭うどんを買ってきて食べた。名前しか知らなかったが、店頭で見比べてみると、普通のうどんに比べて細い。普通のうどんをミミズとすれば、稲庭うどんはサナダムシくらいである。いちうどんポーション(上手い言い方が見つからなかったのでこんなぎこちない形容を取ったが、よく考えると一食分でよかったのではないか)あたりの密度も高い気がする。年越しうどんを食べるなら、稲庭うどんの方が細く長くで縁起が良さそうだ。そういえば、うどんを入れているのはかぼちゃの煮物にである。字面に起こして外見を想像すると、なかなかに壮絶で極まった感じのある料理ではあるが、要するに醤油味のタレにうどんが浸かっているだけなので、意外と違和感はない。味噌汁に餅が入っているようなものである。ぜんざいに餅が入っているほどではないが、正月付近で餅が余ると、味噌汁や粕汁に餅が入る事頻りである。地域柄、家庭差かもしれない。だが、まあ、餅味噌汁も、大豆と(もち)米なので、納豆ご飯を食べているのとあまり変わらないと暴論する事もできなくはない。3回ほど連続で、干した洗濯物が雨にやられた。被害洗濯物は1回目から3回目まで継続して被害に遭い洗濯機で洗い直され、そのたびに雨に晒され直している。おかげで、今日着る服こそあったものの、風呂から出て身体を拭くタオルが枯渇した。5、6サイクル準備していたにもかかわらず、洗って復帰させようとするたび雨の魔の手にかかって出戻りしてきたので、何の役にも立たなかった。このような緊急事態に陥ったので、洗濯機に搭載されていることは知っていたが使おうとは夢にも思わなかった「風乾燥」機能を起動するに至った。やっすい洗濯機なのでどこまで出来るのか大層実物なのだが、今現在目下もっぱら風乾燥してくれている。洗濯槽カビ除去3日後に元通りになっていたような環境から放出される風が果たしてどれほど気持ちの良い乾燥に寄与するのか注目したいところだが、その前に、風呂上がりに何で身体を拭うのかを考えながらかぼちゃの煮物に稲庭うどんを投入する。