他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

人当たりのよさをHBとか6Bとか鉛筆の硬さで表してみてはどうか

気候に嫌われているのかなんなのか知らないが、手の平を返したように気温が逆戻りしていた。空の色合いも文字通り「どんより」、これがどんよりでなければ何がどんよりであろうかと問い詰めたくなるほどに、灰色がかったとろろ芋みたいな質感で鬱々と天球を満たしていた。異性をはべらすのが得意な人間というのは、こんな感じで、一瞬快の伴う態度を見せて擦寄らせてから、やっぱやーめっぴ、と身を翻すのが巧みなのではなかろうか。実際、天候次第で生き物は生殺与奪を好きなようにされるわけだが。なるなら、グレースケールではなくデジタル値で、0か1かほど厳密でなくともいいから、「寒い」「あったかい」の2つを大まかに認められる程度には身の振り方を決めてもらいたいものである。昨日、部屋の真ん中でぐっちゃぐちゃに数ヶ月間堆積していた洗濯物・季節ものを折り畳み収納し整理する作業を実行、遂行することに成功した。去年の10月、いやもっと前かもしれないが、カオス状態となりもともと想定していた被覆範囲を大幅に逸脱し、ただただ邪魔だったのだが、大いなる時の経過を経て、そして死んだと思っていた友人が生きていたらしいという報せに背中を押されて、これはやるっきゃないっしょ、ここでやらなきゃだめっしょ、と思い片付けた。ニトリで折り畳み式収納ボックスを買って来ていたが、ひとつでは到底足りず、今度もう2つくらいは追加で買ってこなければいけない。周りにあったダンボールとかを台座にその場しのぎで床から遊離させてはいるが、それは抜本的解決ではない。掃除機もそれはそれは久しぶりにかけた。かけ終わった後にゴミ溜めを見ると、グロ画像になっていた。どうしてだか忘れるので、燃えるゴミの袋がまた3つ溜まってしまった。早く捨てないといけない。部屋を掃除すると、体感で2割くらい広くなったような気がする。ものがめちゃくちゃに多いのでなかなか広いとは感じづらいが、視覚的に邪魔というか、ノイズになりやすい要素を取り除くだけでも随分違うようである。無性に外に出たい瞬間が3分くらいだけあったが、眠かったので諦めた。外に出るのは、たいへん難しい行為である。食料が切れたので明日買い出しに行かなければならないが、しかしこれは衣食住という最低限の生活3要素が要求する事だから実行するのであって、それ以外の目的では外に出るって、いやー、難しいと思うんだけれどね。買っておいたラップの保管をおろそかにしていたため、浮き足立って5分ほど部屋中を探し回る羽目になった。