他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

船頭多くして山に登り、具が多くて煮汁がなくなった

濃厚みそ鍋のタレを鍋に開けたら、濃厚なみその匂いがむんと香ってきた。パッケージに嘘偽りがなかった。パウチの鍋タレにほぼハズレがないので、ここ数週間で私からミツカンへの好感度・信頼度がめきめき上昇している。ゲームの中で、女の子の好感度を一気に上げるアイテムをばかすか投入して好感度0→100%に到達するあの時速くらいめきめき上昇している。今までポン酢しか取り柄のない会社だと思っていて、本当にすまなかった。足を向けて寝られないほどではないが、パワプロくんの白イタチ像をミツカン本社の方に向けないくらいには大切にしたい。ミツカンの鍋タレシリーズがドリンクバーになってファミレスに導入されたら、週2くらいで通ってもいいくらいには素晴らしい製品である。私はドリンクバーだけを注文して長時間居座れるほど太い神経と肝っ玉を持ち合わせていないので一回一回の支出がかさみそうなのだけが唯一の懸念点である。ジュースをひたすら飲み続けてファミレスに滞在し続けるなんて事、私にはできない。はよ帰れはよ席空けろと思われているのではないかと、滞在権利の安価さと引き換えに猜疑心が高度経済成長期のグラフを描いてしまうから。鍋を作っていると、私の悪い手癖が出る。具というかタネというか、汁の中に入れるそれらの適正量を5とした時に、「でもまだ入るじゃん、いけるじゃん?」とついつい思ってしまい、7くらい入れてしまうのである。胃袋が食後倦怠感を覚えない程度の分量が6くらいなので、食事の終盤に「少し前の俺は張り切りすぎだな、ばかやろう」と思うくらい調節と調整と自制がへたっぴである。今日は味染みがいいとパッケージが唄っている煮物専用のちくわ(そんなものがあるのかどうか知らないが)と、大根が入っているので具が沢山になりすぎている感がすでにする。この後きしめんを入れるのであるが、鍋焼きうどんを食べている人間を頭の中で画像ジェネレートすると、浪人生的な男がどてらを着て鍋焼きうどんを食べている光景が算出されるのだが、私の深層心理は鍋+うどん=夜食という方程式を抱いているのではないかと思わされる。短期的にたくさん量を食べられる胃袋ではないので、夜食という文化はよく分からない。サンドイッチ2つ(サンドイッチの単位ってなんなんだろう)とかちっちゃいおにぎり2つとかならまだ理解できるが、どんぶりに鍋焼きうどんを持ってこられたら、もしかしてこいつさっき晩御飯作ったの忘れてもうたんちゃうんか、と思うだろう。また燃えるゴミを捨てるの忘れた。