他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

風呂場は安寧の地

昨日は、目とまぶたが間断なくピクピクしていた。9割叩き潰した蚊の足が微かに揺れ続ける、あの時間を永遠に繰り返すかのようにピクピクしていたが、今日はそれほど症状が発現する事はなかった。薬局にティッシュを買いに行く時も、特に何も感じなかった。晴れてるなあ、と思ったくらいである。薬局の入り口で洗剤が安売りされていた。なくなりそうだと気づいてから一月くらい経過していたが、都度丁寧に忘れていたため、これを好機と取って買う。レジそばのワゴンにポッキーが積まれていたので、抹茶のやつを買う。店にもよるが、レジ周りは最後の(客の)落とし所である。ヴィレヴァンはレジ周りも店内もさほど変わらないが、スーパーのレジ脇にグリーンガムが売られていると、ああ、スーパーのレジ脇だなと思う。袋はいらないと言ったのに、袋に詰められた。レジ袋は、消費するペースに対して流入するペースの方が圧倒的に早いから、できるだけもらいたくないのである。5年くらい前からの堆積が、レジ袋一つ分の中にぱんっぱんで詰め込まれている。口頭で伝えるのではなく、「袋はいりません! ありますから!」とエコバッグを見せつけてやるくらいしないと、つい手癖で入れてしまうのだろう。杉並区に行くとレジ袋は有償配布だが、金を払って袋に入れてもらう店はまだまだ少ない。正直、レジ袋なんてゴミ袋にする以外の使い道が思い当たらないし、地域によってはレジ袋でゴミを出せない場合もあるので、そんなにいらねえよと思うのだが、袋いりませんと伝える手間とか、いちいち意識的にエコバッグを持っていく精神的なリソースとか、そういうものに重きを置かないならば、ストレスフリーで消費行動を通過できるわけで、強くナシと言い切れるものでもない。毎回レジ袋をもらって行く人は、一体どう処分しているのか気になるところではあるが。いつだったかに買ってきたイカ姿フライを食べ終わった。「折れ」と書いてあったので、細切れでバキバキで、それはもう不遇な傷身で放り込まれているのだろうなと思っていたら、破損しているのはせいぜい2割程度、他は完全体を保ったままで、正規品が輸送途中で多少の衝撃を被った程度のものだった。よい意味でのパッケージに偽りあり、である。折れせんべいとか割れせんべいとか、訳あり商品はお徳用として売り出されて価値を見出され、結果として買われるわけだが、「GACKTが割ったせんべい」とか「棚橋弘至が割ったせんべい」があったら、どうなるんだろうと考えた。着地点はない。