他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

モード選択をする前にハードの電源が落ちる

人生って引き算じゃなくて足し算なんだな〜。自分から足していかないと中身カッスカスのスッカスカのまんまなんだな〜。テトリスとかぷよぷよみたいに、上から勝手に内容物が落ちてきて、埃が溜まって、自動的に満たされていくのとは違うんだな〜。テトリスとかぷよぷよみたいじゃないくせに、テトリスとかぷよぷよみたいに、先々の事まで考えて組み合わせて計画的に処理していかないといけないんだよな〜。パズルゲームみたいな後先考えまくるもの苦手なんだよな〜。「1+1」を入力してただひたすら「=」を押して総和に1を足し続ける作業なら得意なのにな〜。色んなギミックに負けてる場合じゃないんだよな〜。あ〜。以上のような事に、帰宅して椅子にどっかと座り込んでから突然気が付いてしまい、生きていく自信が1目盛りから1目盛り(点滅)まで下がった。将棋とかオセロとか、都度毎に頭の中で次々プロセスを生成して場合分けして選りすぐる作業が死ぬほど苦手である。でっかいマスで制限時間を与えられて、目標はこんな感じです(ジャジャン!)と与えられるタイプのタスクなら、自分のペースとキャパシティが分かっているから制限時間内にどうにか形を与える事ができるが、細切れでいちいち対処してくれタイプは苦手というか嫌というか、全く面白くないのでやりたくない。でも、苦手な方のルールで動くコンベアに乗っているらしい事に気が付いてしまった。あ〜。やだな〜。あと一ヶ月くらいは、内部的にぐだぐだ言うと思う。やだな〜やだなやだなやだな〜という気持ちが暗雲のごとく胸中に垂れ込めて晩御飯を作るのさえ億劫に感じたが、ご飯を食べて三大欲求のうち一つが満たされると、どうでもよくなってひたすらに眠くなった。別にお腹が空いていたわけでもないし、なんなら晩御飯を抜いてもよかったくらいだが、それでも、腹をくちくすると生物として張っておかなければいけない緊張の糸みたいなものがだらしなく弛緩するのを感じたし、ぴんっと緊張している状態がいかに疲れるかも楽になって遡及的に分かる。しかし、だるだるの綱を渡っていると渡らなければならない総距離が伸びるし、途中で景色に飽きて引き返したり綱の両脇に身を投げたりする可能性が増す。きりきりに引き絞って一息に駆け抜けられればよいのだが、歩くのでさえ呼吸を苦しく思う姿勢の悪さや根っこにねばりついた明るくなさがべちょべちょと身体を浸してすがりついて、だんだん眠くなってどうでもよくなり考えるのをやめると明日の朝が来ていて、一行目の振り出しに戻る。