他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

夢見が悪いなら寝なければいい

いつの間にか癖になって、そしていつの間にか忘れていく言動や行動があるのだが、癖になって少しだけ経ってから、「もしやこれは最近観た/読んだ/聴いたアレが遠い遠い影響を及ぼした末にこうなっているのでは……?」と自覚できる事がままある。よくある。めっちゃある。隔月周期くらいで自覚している。根っこというか、トイレットペーパーの芯みたいなところはそうそう変わらないし変われないのだが、その芯に巻きつけてあるところはぐるぐる目まぐるしく結構変わっている。最近、また口癖が上書き更新された。「おぁぁーーっ」と「ば か や ろ う」なのだが、字面で精一杯伝えようとはしてみたものの、やはり肉声を正確に文字で写し取る事など出来ないので、想像力で補ってほしい。発語の9割は独り言なので、自分で傍から聞いていて変なやつやなあと思っている。重い腰と床の間に間髪が見えたので鬼の首を取らんとばかりに購入した仏和辞典をまともに使い始めた。どうせ必要になりそうだし、なる事が目に見えていたのを見ないふりしていただけなので来るべくして来る事をやっと渋々受け入れる準備が出来たという事なのだろうが、これも辞典を買おうという気が起こるに至り、そしてあまつさえそれを活用しようなどという気を起こしたのは、数日前にポプテピピックを観返して、フランス人アニメーターが手掛けたコーナーがあったからではないかと思い至る。なんとか会話を聞き取ろうとしても、"Et vous?"や"Voice."くらいしか分からなかったので、くそう悔しいなと思ったからではないか。主要動詞の活用や半過去形の活用などまだ完璧には程遠い記憶であるが、まあなんとなく辞書を引いて意味が分かれば文法的に構造っぽいものを把握できるので、そして音読していればそれとなく面白くなってきたので、リーダーが初級〜中級者向のものとはいえ、向こうしばらくちまちま頑張っていければいいなあと他人事のように願っている。外国語習得に関する、なかなか考えさせられる言説に触れたところでもあるし。だが、しかし、よくフランス語で男性に「ムッシュー」と呼びかけるところのそれが、monsieurと綴られるのだけは、さっき辞書を引いて発音記号を確認して納得できなかったのでGoogleで検索して音声を再生して耳で聞き取り事実確認を済ませた今でも全然納得できていない。字面から考えると「もんしうーる」かと思ったのに。耳でムッシューを体験しても、頭が納得しない。こういう時、歴史をほじくり返さなければいけないのだ。