他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

いつかきっとこの光景を思い出して泣いてしまうとか言われると笑ってしまう

気温がいい感じに暖まってきて、そろそろ安定していい球(気温)を投げてくれそうだなと思った矢先にいきなり冷え込み始めてがっかりした。暑かったので窓をほんのり開けて寝ていたが、それだと肌寒さに身体を布団の中に滑り込ませてしまうほどの低下が見られ、ついでにめでたくも何ともなく、雨でQOLが下がる人間には大変残念至極な事に日本列島が梅雨入りしてしまったらしいので、向こうしばらくは栄華を振るう太陽の睨みつけるような光線は拝めそうにない。晴れれば暑いと言われ、雨が降れば寒いと言われ、ヨーロッパ諸語で天候を表す時に主語として立つitやilが可哀想に思えてくる。非人称主語なので血も涙もなく当たって構わないかもしれないが、一度そこに何かが立っていると考えると気が引けてしまうので、私はきっと根はいい人間なのだ優しい人間なのだそうかもしれないしそうじゃないかもしれない。結局、帰り道に中くらいの雨滴が降り始めたが、折り畳み傘をカバンの中から取り出して釦を外して広げる3ステップの動作が面倒極まりなかったので遮蔽物を用意しないまま帰宅した。全身からほんのり香り立つ程度に濡れただけだったので、無駄な手間をかけずに済んだ。机に向かって椅子に座って作業をしながら頭の中ではつまんねえ〜つまんねえ〜と思いながら継続するなる実に精神衛生上よろしくない時間を過ごしたが、作業をしなければ次の作業が滞りいつの間にか作業に首を絞められて天に召されるので、死ぬか死んだような心地で片付けるかの二択でどちらか片方だけを選び続けなければいけない。まだ、熱々のおでんダネ、大根と卵どちらを食べさせられるかを選んでいる方が生きている心地がするような気がする。痛いというのは、生きている事の証左だからな。昨日は道端に完全にブレイクしたわけではなさそうなビニール傘が遺棄されていたが、全体的にだらしなくかっこ悪くくたれていたので、捨てられたというよりは、もういいやと放り出されたと言った方が正確そうな感じを纏っていた。かわいそ。帰りはマクドナルドに寄って、トリプルチーズバーガーを単品で買って帰った。メニュー表にも、セットの値段がでかでかと書かれていて、単品の値段は数ポイント落としてちろりと書いてあるだけなのだが、最近やっと単品で注文しても胸が苦しくなくなった。ポテトが食べたい日と、ハンバーガーが食べたい日は別なのだ。ベーコンポテトがメニュー表から消えていた。割と好きだったのに。