他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

時と場合の依り代

実家から自分の家に帰って来た。帰る日なので、さすがに本能が唆したのか、8時前にすっと目が覚めた。昼過ぎの新幹線に乗るため、残り時間は弟と遊んだ。実家にいる間、クリスマスや誕生日やらを前倒しして母に借りまで作って買ったニンテンドースイッチに入っていたにゃんこ大戦争をひたすらクリアし続けたわけだが、さすがに最初は色々なシステムがさっぱり分からず何が面白いねんと思ったけれど、日本編未来編(外国ステージ)宇宙編(宇宙の星々をにゃんこが征服して回る、意味が分からないがそうなのでそうなのだ)を完走すると、さすがにゲームシステムを完全とは言わないまでもかなりの彩度で把握できるようになって、浮いている敵が出てくるから特攻のキャラを出すとか、黒い敵エイリアン赤い敵天使などなど、いろんな属性がそれだけで出てきたり複合して出てきたりして、火力を出せるキャラにどこまで資金を割くべきか、壁役となるタンクキャラをどれだけの密度で出動させておけばいいのかと、普段やらないゲームに要求される脳の領域がいじくられて、あれはなかなかに新鮮な体験だった。元がスマホのゲームだから(多分そうだ、コンシューマー機に移植された方が後のはず)キャラガチャもあり、めたくそ強いのからそうでもないのまで超激レアキャラが排出されたりされなかったりして、俺は今現代のゲームをやっているなという感覚ひとしおだった。一番お気に入りのガチャシリーズは電脳学園ギャラクシーギャルズである。女の子が可愛いから。次は年末に帰省する予定だけれど、それまでに弟は果たしてレコードをどこまで解除できているだろうか。ただ強いキャラを出そうとするだけでは一瞬で前線が蒸発するステージがしきりに出てくる段階まで進めたので、それなりに頭を使うだろう。楽しみではある。帰りの新幹線は、マジでやる事がなかったので、ひたすらグラブルの素材集め周回をしていた。乗り物酔いと眠気と電子機器の画面を見た事による変な刺激による覚醒で、頭の中がごたまぜになって相当気持ち悪かった。寝ようとすると、窓から差し込んでくる斜陽が邪魔だった。都市の雑踏の中を、重たいくそでかスーツケースを引きずって歩くと、全身をラップで覆われたかのような熱気のまとわりつき方と汗のかき方をする。家に着いてからさすがにエアコンのプラグをコンセントに突き刺し、明日早朝の出発に向けて荷造りをしているが、この作業がめんどくさいから旅行が嫌なのだ。