他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

多少の不都合はカラビナでどうにかなる

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう悲しい宿命を背負って生きているが、あまりにも熱いものを飲み下し続けてしまうと、爛れて滑されて、熱さを感じられなくなって喉元を過ぎる前に熱さって何だけっけかとなる。熱いものを飲み込めるようになる、猫舌の克服として前向きに捉える事もできようし、羹を羹として楽しめなくなる感覚の鈍麻と摩滅と考える事もできる。どちらかと言えば後者の方で、熱いからあつものなのに熱さを感じられなくなったら、それは世界に対するセンサーが壊れてしまっているようなものだ。だから、出来立てのたこ焼きを口に放り込んだかのごとくある事象に向かっていつだってハフハフするフレッシュなメンタルが欲しいのだけれど、これを表す諺や四字熟語的なあれやそれはあったかしら。ともかく、勝って兜の緒を締めよではないけれど、たちまち嚥下するのではなく首を無理矢理絞めてでもごっくんちょするまえの吟味賞味に時間を割けるようにしたいと思う、思うが、煌々とした夜景を透かして見る夜空みたくさっぱり見える感じないので、ベビーフードからやり直した方がいいかもしれない。道を歩いている時に、「意思的にセックスできる人間にめちゃシコという感情は生起しないのではないか」という閃きを得たが、これは全く何の関係もないし生産性とか意味とかそういう美味しそうなものとは独立して孤立して別のページにある。私が居住空間を空けていた間に、どうやら床下で水漏れが発生していたらしく、大家さんから床下水道工事的なそれをしますねと連絡があったのが昨日で、朝に工事の人が来た。居間に繋がるドアを閉めて、布団に寝っ転がりながら本をぺらぺら読んでいたら、床板を切り裂かないとその空間でその音は出せないだろうという程の回転ノコ爆速ローテ音がしばらく鳴り響いた。床下って、そのまんま物理的に直接的に床下に到達するのか。しばらくすると落ち着いて、家を出るのに玄関は通過せざるを得ないセーブポイントなのでガチャリとドアを開けると、玄関口にぽっかりと四角い穴が顔を見せていて、あっ床下ってこんな感じなんだね納得空間が開けていた。かなりの木屑も出ていたから、そりゃあいい音するはずである。外出先で、安くて値段の割に美味しい方の弁当屋が閉まっていたので、ちょっと根は張るが美味しい方の弁当屋に行った。とんかつはそこまでだったが、付け合わせの、ゆるく茹でた蕎麦をからしマヨネーズで和えたようなやつがめちゃくちゃ美味かった。家に帰って玄関の電気をつけると、床下収納みたいな見慣れない扉が床にくっついていた。切断した板をそうやって都合つけるのか。