他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

正気と誤気

すげえ強度で鍋が食べたくなった。鍋が食べたい! と叫ぶと、近くにちゃんこ屋あるよと言われた。ちゃんこ鍋ね。ちゃんこ鍋。ちゃんこ。チャンコ。ちゃん子。アダ名っぽいよね。CHANKO。ロシア人っぽい。ロトチェンコの事が頭にあるからかもしれない。鍋が食べたい欲は満たせそうだったが、そういえばちゃんこって何味なんだ……? という疑問が浮かんだ。世の中広しといえど、ちゃんこ鍋の素、スープパウチみたいなものはあるが、「ちゃんこ味」といううまい棒はない。フレーバーとして、名前がついていない。なんとなく予想はつくものの、あれをどう表現するべきか評議を重ね、「塩かな」「塩だね」「水炊きに塩インだね」「ダシも薄い感じがあるし塩でしょうね」との結果になった。ちゃんこは多分、塩。あとは具材から汁に染み出す、旨味的な、その辺のあれらだと思う。素材の味っぽさが強そうでいいですね、ちゃんこ。今日は結局食べに行ってないのですけど。教えてくれた人か、一緒にちゃんこのフレーバーの正体を求道した人とでも行こうかな。鍋ってお腹膨れるのかしら。自分で作れば、玉ねぎと人参切って、鳥のぶつ切りでも適当に放り込んで、ここが真髄だが、大量の白菜を投入すれば大体満腹になる。白菜のバルクは馬鹿にできたものではない。白菜を馬鹿にしているわけではないが。タラは安いわけではないし、ついでに食いでが驚くほどナッシンなので、どうしても安い鶏肉をまあまあの量入れて満足したくなる。果たして、鍋は食欲を積極的に満たす料理なのだろうか? 自分で作る鍋は、ポジティブでアグレッシブな食事ではない気がしてきた。攻めるか。攻めの姿勢見せてくか。市場でたっけえカニでも買ってきて自分で出汁を取れば、それはもう積極的前のめり食事でしょう。でもそこまで必死に食事したいかな〜っていう、あれね。チョコボールピンボールしたいです。台風ふたつが消滅したと聞いて天候に関しては完全に思い上がっていたのですが、朝起きたらもう、びゃーっつってすげえ雨だった。家から出たくねえ〜って言いながらトイレに行って家を出た。水不足解消しちゃうなと思いながら歩いて、交差点で信号が変わるのを待っていたら、背中に吹きつけるつよつよの風と、背中を一面びちゃびちゃに濡らす雨粒の熱烈ラブタックルを感じて、後ろ半身が隙なくしとどになった。足のふくらはぎ部分なんて、傘でもどうやっても守れないのでね。QOLが低下しました。